[土地活用ラボニュース 石川?金沢編]ZEH-M仕様で選ばれる賃貸住宅に!
公開日:2023/09/29
將來の相続を見據えた土地活用
環境に配慮したZEH-M仕様の3階建て賃貸住宅「グランカーサ金澤」は、2023年6月、金沢駅から北西におよそ2キロの閑靜な住宅地に完成しました。敷地面積約473坪、3階建て。1LDKと2LDK、合わせて21室を備えています。オーナーの総田様は、父の代から賃貸住宅経営をはじめ、すでに多くの賃貸住宅を所有し、賃貸住宅事業を行われています。
以前は水田で、前年まで稲作を続けていました。3枚あるうち、中央の水田の所有者が異なっていたため、いずれ交換したいという話が出ていたこともきっかけとなり、相続対策や長期的な収入の確保を目的に、賃貸住宅による土地活用を決意。総田様ご自身も60歳を過ぎていたことから、父の相続稅対策だけでなく、次世代も見據えた相続を考えての決斷でした。
選ばれ続ける賃貸住宅を目指し、ZEH-M仕様のGRACAを採用
建物には都市型レジデンスがコンセプトの「GRACA(グラサ)」を採用しました。総田様は、グラサ発表時に資料を手にした時から「これでやりたい」という思いを抱いていたそうです。グラサは多彩な表情のある外観デザインに加え、ご入居者に快適な居住空間をご提供する様々な性能を備えた3階建て賃貸住宅です。
設計では、道路から見た時の印象にこだわりました。建物の中央部に配したシンボルツリーを中心に、建物を左右非対稱の形狀にしたダイナミックな外観デザインを採用。室內も多彩な間取りやデザインを用意し、ご入居者の選択肢を広げています。
周辺地域には賃貸住宅も多いことから、プロジェクトを擔當した大和ハウス工業の有沢は、競合との差異化を図るためZEH-M仕様を提案。斷熱性能やエネルギー効率の高い設備による「省エネ」と、太陽光発電などによる「創エネ」で、年間エネルギー収支ゼロを目指します。結果としてCO2の排出量を削減でき、ご入居者は光熱費が抑えられ、夏は涼しく、冬は暖かい部屋で過ごすことができます。
2025年度以降、すべての新築の建物で、斷熱等級4など新たな省エネ基準への適合義務化も始まることから、ZEH-M仕様は今後スタンダードになると見込まれています。
今回の事例でも、ZEHが大きな付加価値となり、ご入居者へのアピールとなることが、採用の決め手となりました。
ほかにも、雪の多い北陸ならではの対策として、敷地內の歩道部分にロードヒーティング(融雪や凍結防止に路面の溫度を上げる設備)を設置。駐車場にはEVコンセントも用意しました。
賃貸住宅の建築?経営は大きな投資になるため、將來の収支計畫に不安が生じるかもしれません。それに対して、有沢は大和リビングでの一括借上げを提案。オーナー様の不安を解消しました。
これからの賃貸住宅経営に必要なことについて、オーナーの総田様から以下のようにお話しいただきました。
「既存の賃貸住宅経営の実績を踏まえて、全體のバランスを見ながら、長い目で見てやっていきたいと思います。金沢でも少しずつ、ZEHや太陽光パネルを設置されはじめました。時代がそうなってきているのは確かなので、これから集合住宅を建てる中で一つのアイテムとして広がっていくという思いはあります」
賃貸住宅経営は長期に渡ります。將來スタンダードとなる付加価値を積極的に取り入れていくことが、選ばれる賃貸住宅のポイントとなります。成功する土地活用の秘訣は、大和ハウス工業へご相談ください。
- 【賃貸住宅における一括借上に関する注意事項】
- ○賃貸住宅を賃貸する場合、借主(サブリース會社を含む)による一定の條件があります。
- ○賃料は、契約開始日以降、賃貸借契約に基づき一定期間経過時およびそれ以降も契約に定める期間が経過するごとに、貸主借主協議のうえ、賃料の改定を行う場合があります。
- ○また改定時期にかかわらず、物価?経済狀況の変動や近隣賃料の著しい変化等により賃料が不相當になった場合も、貸主借主協議のうえ、賃料の改定を行う場合もあります。
- ○賃料改定の協議が、賃料の改定期日以降に整った場合は、改定期日に遡って改定されます。
- ○賃貸借契約においては、契約の定めに従い、賃料の免責期間が適用される場合があります。
- ○また、建物や設備の維持修繕等においては、建物の所有者としてご負擔いただく費用があります。
- ○なお、賃貸借契約期間中においても解約になる場合があり、また、貸主から更新の拒絶をされる場合には正當な事由が必要となります。