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次代への相続対策と地域貢獻を両立させた新しい不動産投資 / 前橋編

公開日:2018/03/31

新たに土地を購入し、アパートメントホテルを建築

群馬県前橋市。JR前橋駅からおよそ3キロのロードサイドに立地する「ロイジェントイン前橋」。
相続対策と地域貢獻を目的に土地を購入し、オフィス?ホテル?賃貸住宅を併用した複合的な建物による新たな土地活用の実例です。

敷地面積およそ329坪、3階建て、平成30年3月に完成したこの建物には、1階は大和ハウス工業の東前橋営業所が入居。3階はワンルームタイプと1LDKの賃貸住宅。
同じ賃貸住宅のように見える2階は、アパートメントホテルとなっており、長期の滯在型の旅行者を対象にした、普段の生活を再現できるようなホテルとなっています。
電子レンジや炊飯器はもちろん、掃除機や洗濯機もそろっており、宿泊者は、ホテル?賃貸住宅共通のエントランスでカギを受け取ります。受付不在時は管理會社である大和リビング直通のテレビ電話を利用できます。

相続対策と地域貢獻を両立

オーナーの小野様は、これまでにも相続対策を目的に、所有地での賃貸住宅建設を行ってきました。今回は更地だったこの土地を購入し、不動産投資として建物を建築しました。
両親が亡くなった時の相続稅の負荷が大きく、自分の子どもたちも重い負擔を背負うことを考えると、子どもたちにも相続対策として準備しておく必要性を感じたからだと、その理由を語ります。

そしてもうひとつ、オーナーの小野様には、地域に貢獻したいという気持ちが強くありました。
住み続けてきた前橋のために何かしたいと思い、土地を有効活用し、地域の皆様に幅広く使っていただくことで、地域貢獻ができないかと考えました。そして、ホテルは、様々な方が利用され、その周りでもお店などを活用していただけます。ホテルを建設することで、地域に対していい影響があると判斷されたのです。

今回の計畫を提案した大和ハウス工業の木村は、3つの用途(オフィス?ホテル?賃貸住宅)を複合させているこのプラン、相続対策や地域貢獻だけでなく、収益性の向上も期待できるといいます。
まず、1階を大和ハウス工業の東前橋営業所の事務所としたことで、一般の賃貸住宅と比べて大きな収益を見込むことができます。そして2階部分をアパートメントホテルにすることで、稼働率次第では一般の賃貸住宅よりも約1.5倍から2倍の収益性を見込むことができるようです。

不安を解消

しかし當初は、オーナー様にとっても、本當にお客様が宿泊されるのかという不安がありました。そこで、木村は計畫段階で、高い稼働率を維持できるかどうか、宿泊ニーズの市場調査を実施していました。
その市場調査の結果、前橋市は群馬県の県庁所在地であり、出張のビジネスマンや長期滯在する季節労働者の方も見込まれること。そして近くに多く集積する総合病院では、患者や患者のご家族などの需要もかなり見込まれること。こうしたことからこのアパートメントホテルの可能性を見出しました。

設計を擔當した大和ハウス工業の西田は、今回のようなテナントとホテル?賃貸住宅の融合を可能にしたのは、重量鉄骨と軽量鉄骨、2つの構造を組み合わせた獨自のハイブリット構造にあるといいます。
ハイブリット構造を採用することで、重量鉄骨の1Fに関しては柱の數が少なく、大空間として使用することが可能となり、上階の構造はパネル構造を採用することで、工期短縮、コストの抑制を図れた建物が実現しました。

ホテルと賃貸住宅では収納スペースを充実させるなど女性目線の設計を採用。またシックな外観に対し、エレベーターの色を赤にするなど、アクセントも加えました。

新たに土地を取得し、相続対策と地域貢獻を実現した不動産投資の実例。地域に密著した市場の把握と將來に渡って資産価値を維持するためには、建築?設計力が必要となります。
詳しくは大和ハウス工業へご相談ください。

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