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資産の健康診斷から導き出された 北歐風な街づくり

公開日:2019/12/26

ご主人が殘した大切な土地を6棟の賃貸住宅に

仙臺駅から西におよそ6キロ、地下鉄東西線荒井駅から徒歩10分の地に、北歐風3階建て賃貸住宅が6棟、1LDKから3LDKまで合わせて72世帯が入居できる「フルール?デ?シャン」と名付けられた賃貸住宅があります。

この敷地面積約1591坪の土地は、もともと、オーナーの小野様が代表を務める、建設機械のレンタルを手掛ける「小野リース株式會社」の本社があった場所で、本社移転後は機材置場となっていました。
會社として不動産を所有しているものの、會社で使うことも難しく、遊休狀態となっていました。しかし、この土地は先代の社長だったご主人が仕事をしていた場所であり、小野様はどうしても手放したくありませんでした。
そして、何か資産活用できないかと考えていたところに、今回のプロジェクトを指揮した大和ハウス工業の細梅から、有効活用のための提案がありました。

細梅は、「まず財産の健康診斷をしましょう」と、PDB(Personal Data Base)システムによる提案を行いました。PDBシステムとは、大和ハウス工業が獨自に開発した資産対策のためのコンサルティングシステムで、土地の有効活用を柱とした総合的なプランを立案します。
診斷の結果、この土地の一部を小野様個人でも所有していたため、その部分の固定資産稅等もかかっていたことが判明、さらに、社長業による所得稅も高かったこと、さらに他の土地もお持ちだったため、すべてを合わせると、かなりの相続稅がかかる狀況であることがわかりました。
そこで細梅は、上物である賃貸住宅を小野様個人が建て、個人から法人へ地代を支払うというスキームを提案しました。賃貸住宅の家賃収入が小野様に入ると、社長業の収入と合わさって所得稅がさらに増えてしまうため、地代を法人に支払うことで、所得も減らしつつ、相続稅対策にもなりました。
この提案により、小野様は賃貸住宅を建てることを決意されました。ご主人が殘した土地への愛著、そして収益を生まないことへの危懼が、土地活用を始めるきっかけとなったのです。

思い入れある土地がカラフルな北歐風賃貸住宅に

設計?デザインを統括した大和ハウス工業の荒木は、小野様が経営する小野リースのイメージカラーが青だということ、小野リースが扱っている建設重機はクレーンやトラックなどカラフルな色を使っていることから、カラフルな北歐風の賃貸住宅を提案しました。大和ハウス工業の「セジュールNewルピナ」であれば、青、黃色、緑といったさまざまなカラーの外壁を実現することができます。
敷地の中央には「パパママコミュニケーション広場」を作るなど、ご入居者の生活を配慮し、配置にも工夫しました。長期に渡って入居していただくためには、賃貸住宅の中で、ご入居者同士の絆が生まれるような、コミュニティが非常に大事です。コミュニティを作るには、ふれあう場所、交流する場所が必要だと考えました。

6棟72世帯という規模についても、東西線の駅近くに立地しており、小學校が近くに建つ予定もあり、通勤、通學という面では適した場所になるだろうと、入居率についての小野様の心配はなかったといいます。
さらに、敷地が4方向接道であったため、敷地外周部に駐車場を設けました。この接道條件を活かすため、どこからでもアプローチ可能な動線が取れるようにと考えたのです。また室內には、1階の居室にハンモックの柱を設計して趣味の空間を作るなど、斬新なアイデアが光ります。

ご主人が殘した大切な土地を次世代へとつなぐ6棟の賃貸住宅。小野様は、プロジェクトを擔った大和ハウス工業への評価を次のように語ります。

「できあがってみると、やはりスケールが違うので、すごいなと思って見ています。最初の提案から今現在まで、細やかな対応でいろいろ教えていただきましたので、心からお禮を言いたいと思っています。」

大切な土地を有効活用するためには、総合的な資産の把握と分析、そして有効活用のアイデアがカギとなります。 詳しくは大和ハウス工業へご相談ください。

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