1800坪の生産緑地に新しいライフスタイルを?qū)g現(xiàn)した5棟の賃貸住宅

公開日：2019/07/31

先代の農(nóng)地から賃貸住宅を5棟建築

東京都三鷹市。都心から西へおよそ15キロ、市街地でありながら緑も豊かなベッドタウンである三鷹市の東に立地する今回の実例。生産緑地だった先代の農(nóng)地を指定解除し、その環(huán)境や広大な面積を活かした、個(gè)性あふれる賃貸住宅を建築しました。

道を挾んだ敷地面積は、合わせておよそ1800坪。この広大な地に5棟の賃貸住宅を建築しました。まず、風(fēng)情ある門構(gòu)えと和の外観スタイルが目を惹く、京町家風(fēng)の賃貸住宅2棟からなる「北野翠亭」。まるで日本旅館のような佇まいが特徴で、植栽が和を一層引き立て、ご入居者に配慮した外構(gòu)も上質(zhì)な雰囲気を醸し出しています。

次は、ガレージハウス付き賃貸住宅「エアリクス」。1階はゆとりのあるガレージスペースになっており、4世帯が車と一緒に住むことができます。室內(nèi)との仕切りはガラス張りになっており、床も大理石調(diào)の上質(zhì)な風(fēng)合です。車好きに必要な設(shè)備も整え、魅力ある空間に仕上げました。2階は1LDKの居住スペースで、キッチン、リビング、収納、いずれも広々と使いやすい設(shè)計(jì)となっています。

さらに、1LDKと2LDK合わせて10世帯が入居できる賃貸住宅があり、ガレージハウスを挾んだ隣には、1階にデイサービス、2階は5世帯が入居できる複合型賃貸住宅が建っています。

生産緑地の指定を解除

オーナーの冨澤様は、「武蔵グランドゴルフ」というゴルフ練習(xí)場を経営されており、同時(shí)に農(nóng)業(yè)を営むことが困難になり、農(nóng)地の規(guī)模を縮小するご決斷をされました。一昨年、相続を経験され、農(nóng)地のままではお子様の代に継承するのが難しいということ、賃貸住宅であれば安定した収入が得られるという判斷のもと、農(nóng)地から賃貸住宅用地への変更を計(jì)畫されました。

最初の仕事は、生産緑地の指定解除でした。プロジェクトを指揮した大和ハウス工業(yè)の坂井は、リスクを分散させる意味で、すべてを一気に解除するのではなく、まずは殘すべき農(nóng)地と活用する農(nóng)地と色分けをしました。次に、色分けをした農(nóng)地を分筆したうえで、生産緑地解除の手続きをするため各行政庁に書類を持っていったり、事前に打ち合わせをしたり、時(shí)間も手間もかけて対応していきました。

個(gè)性あふれる賃貸住宅に

オーナーの冨澤様からは、ほかの賃貸住宅とは違うカラーを持った賃貸住宅を計(jì)畫してほしいというオーダーがありました。地域の人口が減っており、賃貸事業(yè)は飽和狀態(tài)といわれている中、付加価値となる「個(gè)性」が必要だとお考えになったのです。
大和ハウス工業(yè)の坂井は、大和ハウス工業(yè)の良さを最大限に活かし、快適性、居住性を求めたうえで、新しいもの、そしてこのエリアにないものとして提供するよう心掛けました。
ガレージハウス付き賃貸住宅「エアリクス」は、ガレージハウスが全く市場にないわけではないにもかかわらず、工事中にガレージハウスという噂が流れただけで全室が満室になりました。「北野翠亭」も、門の前で車を降りて案內(nèi)をしたその場で、借りますという方も多くいたほどです。
家賃や設(shè)備で勝負(fù)をするのではなく、この地、この面積を生かして、個(gè)性あるものを設(shè)計(jì)した結(jié)果、5棟はいずれも竣工早々満室になりました。

人口が減少し、賃貸住宅にも選ばれるための「個(gè)性」が必要な時(shí)代に、まさに違いを生んだプロジェクトとなった今回の実例。冨澤様は、共にプロジェクトを進(jìn)めてきた大和ハウス工業(yè)への評価を次のように語ります。

愛著のある土地を次世代につなぐ土地活用を?qū)g現(xiàn)するには、オーナー様の想いをしっかりと受けとめるパートナーの存在が非常に重要です。 詳しくは大和ハウス工業(yè)へご相談ください。