- Vol.1 鞍型屋根の家
(インドネシア) - Vol.2 雪の家、イグルー
(カナダ北部) - Vol.3 とんがり屋根の石の家
(南イタリア) - Vol.4 風(fēng)の塔の家
(イラン中部) - Vol.5 土の中の家、ヤオトン
(中國(guó)) - Vol.6 移動(dòng)できる家、ゲル
(モンゴル) - Vol.7 洞窟の家、カッパドキア
(トルコ) - Vol.8 床暖房と板の間のある家
(韓國(guó)) - Vol.9 ピグミーの森の家
(コンゴ) - Vol.10 海に浮かぶ家
(フィリピン) - Vol.11 世界最古の摩天樓都市
(イエメン) - Vol.12 小さくて暖かい木の家
(ルーマニア) - Vol.13 中庭のある家
(アルジェリア?インベルベル)
世界の環(huán)境共生住宅
地球には実にさまざまな気候や風(fēng)土があり、そこで人々が生活を営んでいます。地球で一番暑いといわれるアフリカ東部では最高気溫は50℃にもなり、最も寒い村といわれるロシアのオイミャコンでは氷點(diǎn)下71.2℃を記録したことがあります。そこで暮らす人々は長(zhǎng)い歴史の中で、それぞれの地域でそれぞれの自然環(huán)境に適した暮らし方を工夫し、先人たちの知恵を『環(huán)境共生の住まい』として受け継いでいます。
大和ハウスでは、そうした先人たちの知恵に學(xué)びながら最新の技術(shù)を用い、新しい環(huán)境共生住宅の開(kāi)発?普及に力を入れています。世界のさまざまな住宅のご紹介を通じて、これからの『環(huán)境共生住宅』を皆さまと共に考えていきたいと思います。
ルーマニアのマラムレシュの人びとは、コンパクトな木造住宅に暮らしています。有畜農(nóng)業(yè)や四季の行事とも連攜した伝統(tǒng)的な生活が息づいています。
中東イエメン?サナアの人々は、市壁に閉ざされた、世界最古の摩天樓都市に住んでいます。そこには、トイレを起點(diǎn)とする循環(huán)システムが成り立っています。
フィリピン南部には、海の上で暮らすサマ?ディラウトの家船があります。屋根を載せた風(fēng)通しの良い家にいながら移動(dòng)や漁、隣人との交流を可能にしています。
アフリカのコンゴ民主共和國(guó)には、森の中のキャンプ地を移動(dòng)しながら、木の枝と葉っぱを素材にした家を作って暮らす狩猟採(cǎi)集民エフェ?ピグミーの住まいがあります。
韓國(guó)には、寒い冬を暖かく過(guò)ごすための床暖房システムが備わった伝統(tǒng)的住居があります。他にも、中庭に日本の縁側(cè)のような板の間をつくるなど、陽(yáng)があたり風(fēng)が通り抜ける快適な住まいです。
遊牧(ゆうぼく)の盛んなモンゴルでは、移動(dòng)に便利なゲルが昔からの住まいとして使われています。風(fēng)が強(qiáng)く、寒暖の差が大きい気候にあわせた工夫をしています。
參考文獻(xiàn)
Vol.1?Vol.8:布野修司編『世界住居誌』昭和堂、2005年
Vol.9?Vol.12:佐藤浩司編『シリーズ建築人類(lèi)學(xué)《世界の住まいをよむ》』學(xué)蕓出版社、1998-1999年
Vol13:『アラブのすまい』小堀巌?八木幸二 著 「(協(xié))オアシス集落」 1982年