2013/01/18
ニュースレター
大型複合商業施設「iias(イーアス)つくば」
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大和ハウス工業株式會社(本社:大阪市、社長:大野直竹)が茨城県つくば市で運営する大型複合商業施設「iias(イーアス)つくば」が、環境省主催の「省エネ?照明デザインアワード2012」の「商業?宿泊施設部門」において優秀事例に選出されました。
1.LED照明の全面導入により、省エネ?省メンテナンス化を実現 今回當社では、「iias(イーアス)つくば」の館內通路や屋內駐車場などの照明から外部サイン、売場外の作業スペース、トイレに至るまで、全てLED照明に切り替えました。その結果、當初導入していた蛍光燈照明と比べて、消費電力量を約68%削減することができました。 LED照明は、蛍光燈や白熱燈に比べて発熱量が少なく、室溫上昇を抑える効果があり、空調の省エネにも貢獻しています。 また、ランプ交換が困難な建物上部に設置した外部サインなどには、長壽命タイプのLED照明を採用するなど、各所に適したLED照明を使い分け、メンテナンス面にも配慮しました。
2.空間の明るさ感を意識した照明設計 館內の照明には、溫白色を採用し、溫かみのある落ち著いた雰囲気を演出しました。 また、人が行き交う館內通路については照度設定を見直すとともに、店舗から漏れる光や店舗のサイン照明も考慮し、明るさ感と安全性を確保しながら省エネを実現する照明設計を施しました。 これらの採用により、快適なショッピング空間を創出しつつ、各店舗のディスプレイを際立たせ、お客さまはもちろん各店舗にとっても満足度の高い光の演出を提供しています。
<物件概要>
■「省エネ?照明デザインアワード」について 優れた省エネ効果を達成しながらも魅力的な空間を創り出し、電力のピークカットにも貢獻する“新たな省エネルギー型の照明デザイン”の普及を目的として、環境省が2011年より主催するアワード。①省エネ型の照明設置効果、②デザイン性、先進性、獨創性、快適性、③モデルとしての再現可能性、地域貢獻性、自立性、④実用性?経済性などが評価の対象となっています。 また、本アワードで選定された施設等の取り組みについては、「省エネ?照明デザインフォーラム」、「省エネ?照明デザインブック」、WEB、映像、雑誌等で、CO2の削減効果、空間デザインの設計手法、新しい技術、導入手法等を紹介しています。 |
以上