2009/02/24
ニュースレター
當(dāng)社の「自然と調(diào)和した街づくり~街區(qū)まるごとCO2削減~」の取り組みが 第18回「地球環(huán)境大賞」の「大賞」を受賞しました |
大和ハウス工業(yè)株式會社(本社:大阪市、社長:村上健治)は、フジサンケイグループが主催する第18回「地球環(huán)境大賞」において、「自然と調(diào)和した街づくり~街區(qū)まるごとCO2削減~」の取り組みが評価され、「大賞」を受賞しました。
當(dāng)社は、住宅建設(shè)に攜わる立場から、個々の住宅における「點」としての省エネルギー対策はもちろん、街づくりの観點から地域の自然を活かした「面」としての対策を進めるとともに、住まい手との環(huán)境コミュニケーションを進めています。このような當(dāng)社の総合的な環(huán)境への取り組みが高く評価され、受賞に至りました。
<地球環(huán)境大賞について>
「地球環(huán)境大賞」は1992年、「産業(yè)の発展と地球環(huán)境との共生」をめざし、産業(yè)界を?qū)澫螭趣工腩囌弥贫趣趣筏啤⒇攪夥ㄈ耸澜缱匀槐Wo基金(WWF)ジャパン(名譽総裁?秋篠宮殿下)の特別協(xié)力を得て、創(chuàng)設(shè)されました。持続可能な循環(huán)型社會の実現(xiàn)に寄與する製品?商品?サービス?技術(shù)などの開発、環(huán)境保全活動?事業(yè)の推進と21世紀(jì)の社會システムの探究、地球環(huán)境問題に対する意識の一段の向上などの面で顕著な成果を上げ、社會の模範(fàn)となる功績を収めた企業(yè)、自治體、學(xué)校、市民グループなどを表彰しています。
なお、表彰式典は、2009年4月21日(火)元赤坂の明治記念館において執(zhí)り行われる予定です。
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1.平成19年度、環境共生住宅認定 建設実績No.1 当社では自然環境と共創共生を図る「自然と調和した街づくり」を進め、環境共生住宅認定制度※1を活用。平成19年度は認定戸数2,014戸となり、建設実績総合1位となりました。なお、平成19年度までに全国の累積認定戸数は4,889戸※2となりました。
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エヴァーシーン滝呂(岐阜県多治見市) |
※1. 人と住まいをとりまく「環境」をより良いものにしていくために、「地球環境を保全する」「周辺環境に親しむ」「健康で快適な居住環境」という3つの考え方に基づいた住まい作りのことで、財団法人建築環境・省エネルギー機構が認定する制度。
2.「越谷レイクタウン」において自然と調和した街づくりの先進モデルを開発
当社は2008年3月にまちびらきした「越谷レイクタウン」(埼玉県越谷市)内に戸建住宅132戸と分譲マンション500戸の一体開発を行っています。当街区は、当社が進める「自然と調和した街づくり」の先進モデルの一つであり、風・太陽・水といった自然を最大限活かす工夫により、環境省のモデル事業「街区まるごとCO2 20%削減事業」の第一号※3として採択されました。戸建住宅街区では、地域の風と水に着目。最新の風況シミュレーション技術により、街区全体の風況解析を行い、その結果をもとに個々の住戸にパッシブデザイン※4を採用。風環境の良い場所にリビング、ダイニングを配置し、住戸内に風を取り込み、通風や排熱を促進させる工夫を凝らしました。 一方、マンション街区では、日照条件の良さに注目。マンションの各住戸への給湯・暖房用に、集合住宅としては日本最大規模の太陽熱利用システムを導入しました。 ※3. 分譲マンション「D’グラフォートレイクタウン」は平成18年度「街区まるごとCO220%削減事業」の第一号に採択されました。また、戸建住宅「レイクタウン美環の杜(みわのもり)」についても戸建住宅街区として初めて、平成20年度「街区まるごとCO220%削減事業」に採択されました。 ※4. 自然エネルギーを最大限利用した建築デザインのこと。 |
3.生態系保全と緑がつなぐ地域コミュニティ 当社では、豊かな生態系に配慮した街づくりを通して、快適な環境の創生に取り組んでいます。「越谷レイクタウン」内の戸建住宅街区「レイクタウン美環の杜」では、植栽の選定に地域適合種を採用するとともに、分譲地に生息する小動物との共生に配慮しました。また、地域コミュニティ形成のきっかけとするべく、分譲地には「緑のたまり」(公園など)を積極的に設置しています。 |
野鳥たちのリラクゼーションスペースとなるバードバス(左)と石のすき間に小動物が集う花置臺(右) |
4.住まい手とともに環境意識を育む 住まいや街は建設して終わりではなく、住まい手とともに育まれていくものであり、CO2削減の取り組みについても住まい手の共感を得て実践していただくことで最大限の効果を発揮します。 当社では、楽しく遊びながら環境意識の向上を図ることができる環境コミュニケーションサイト「未来惑星(ミライボシ)」を広く一般に公開するとともに、入居者への省エネモニターの実施や親子参加型の公開セミナー「こどもエコ・ワークショップ」の開催など、環境に配慮した暮らし提案にも取り組んでいます。 |
未來惑星(ミライボシ) |
●環境コミュニケーションサイト「未来惑星(ミライボシ) ●こどもエコ・ワークショップ |
こどもエコ?ワークショップの様子 |
以上