収納はものをしまいこむ場所ではなく、出し入れする場所。ぎゅうぎゅう詰めでは、どこに何があるのかわからず、大切な洋服も傷んでしまいます。現(xiàn)在のライフスタイルや自分の好みを知って、必要な衣類のみを選ぶことから始めましょう。クローゼットがすっきりすれば、コーディネートもしやすく、おしゃれが楽しくなります。
せっかくきれいに片づいても生活しているとどうしても散らかります。毎日はむずかしくても、週に1度はもとのきれいな狀態(tài)に戻すことを習(xí)慣にしましょう。新しい衣類を買う際はもう一度、今ある服とコーディネートを考えて慎重に。一定量以上増やさないよう心掛け、衣替えの際に再度見直して、不要なものは処分するようにしましょう。
自分の持っている
衣類を把握する
トップス、ボトムス、ワンピースなど大まかにグループ分けして、まずは自分が何をどれぐらい持っているかを把握しましょう。
不要なものを処分して
量を減らす
サイズが合わない、デザインが古いなど、著ていない服は処分。なるべくリサイクルショップに出す、リメイクするなど活用できる方法を考えましょう。
迷うものは、1度著て外出してから判斷したり、似合っているかどうか家族や友人に見てもらうのも一案。
著たい服がすぐに
見つかるように収納
衣類の収納方法は「たたむ」と「かける」の2種類。かける方がひと目でわかるうえ、出し入れも管理も簡単。スペースが限られている場合は、ジャケット、ワンピース、スーツなど外出著である「ON 」の服を優(yōu)先的にかけます。
こまめに見直し
きれいな収納をキープ
週に1度は、洋服やバッグなどをもとの位置に戻しておきましょう。新しい衣類を買うときはコーディネートや著まわしを考え、「使えそう」ではなく、「使える」ものを選ぶと、ムダな買い物が防げます。
洋服をかけて収納をする際は、アイテムごとに分け長さを揃えるとわかりやすく、空間がムダなく使えます。また、ハンガーを揃えて數(shù)を決めておくと、見た目もすっきり、不要な服が増えるのも防げます。引き出しやかごを使った収納では、たたんでから「立てる」こと。一目でわかり、取り出しやすいのがメリットです。細(xì)かいものを収納するときは「仕切る」ことで、ごちゃ混ぜになることもありません。市販の収納グッズもアイデア次第で使い道はいろいろ。自分らしく工夫してみましょう。
今日と明日の服をかける
一時置きコーナーを
帰宅後、ジャケットやワンピースなどハンガーにかけて濕気を飛ばします。翌日著ていく服はアクセサリー、バッグまでコーディネートして揃えておけば朝の支度もスピーディーに行えます。
アイテム、色を揃えて
見やすく収納
ブラウス、ジャケット、スカート、パンツと種類ごとに分け、色がグラデーションになるように並べることで、コーディネートがしやすく、自分の衣類の買い物の傾向もわかります。
- トップスとボトムスが混在していると著たい服を見つけるのもひと苦労。
- アイテム、色を揃えるとぐんと見やすい。
バッグ
重ねず立てて収納すればひと目でわかります。ファイルボックスを活用すれば、やわらかな素材のバッグも立てて収納できます。
ストール、スカーフ類
春夏用、秋冬用に分けて、素材に合わせてたたんだり、まるめたりして、一目でわかるように収納します。
アクセサリー
仕切りのあるケースや箱に、指輪、ネックレス、ピアスなどあらかじめコーディネートして収納しておくと外出時に慌てずにすみます。手前によく使うものを。
収納スペシャルアドバイザー
大和ハウス工業(yè)株式會社 多田綾子(一級建築士)
「収納と向き合うのは面倒だと思いがちです。ただ物をしまうのではなく使うことを考えて、ポジティブに楽しみましょう」
2015年9月現(xiàn)在の情報となります。