體との関わりが密接な椅子は、體の大きさや用途によって、快適に座れる高さや座面の広さなどが異なり、木や布、皮など素材によっても座り心地が変わります。また、機能性、丈夫さとともに、部屋の中での見た目の美しさも大切。椅子は長く使い続けるものです。ショールームなどで実際に座り心地や手觸りなどを確かめて、愛著を持てる椅子を選びましょう。
ダイニングチェアはセットでそろえなくも、リビングにはソファと決めつけなくても、家族のライフスタイルに合った椅子があれば、そこが心地よく過ごせる空間に。例えば窓の景色を楽しむように椅子やソファの配置を移動してみると部屋の雰囲気も変わります。また、使わなくなった椅子に花などを飾って生かすことも。椅子を見直して暮らしをもっと楽しみましょう。
必ずしもダイニングの椅子を同じものでそろえなくても、家族一人ひとりが、自分の體に合った高さ、好みのデザイン、素材の椅子を選んでもOK。
書斎やマイルームがなくても座り心地のよい椅子があれば、本を読んだり、タブレットでインターネットを楽しんだり…。そこが落ち著ける自分の居場所になる。
もう使わなくなった思い出のある子どもの椅子には、本や小物を飾って。
リビングでは床に座ってくつろぎたい、食事以外の時間もダイニングでゆったり過ごしたい、長時間の作業にも疲れない椅子が欲しいなど…。名作といわれるロングセラーから、遊び心いっぱいの楽しいデザインまで、ライフスタイルに応じて自分に合った椅子を選びましょう。
背を支えるYの字の支柱、耐久力にすぐれたペーパーコードを張った座面、緩やかに回り込む肘掛けが特徴。60年以上にわたり世界中で愛されているデンマークのハンス J.ウェグナーの名作。(カール?ハンセン&サンジャパン株式會社)
日本を代表するプロダクトデザイナー深澤直人のデザイン。背からアームにかけての緩やかなカーブが美しく、背中へのフィット感が抜群。座面もゆったりとして、使い心地の良さとたたずまいの美しさが両立。(株式會社マルニ木工)
體にフィットして形が自由に変化し、椅子にもベッドにもなるビーズソファ。好きな場所に移動でき、立てることもできる。カバーは洗濯機で洗え、中のビーズの補充も可能。カラーは15色。(株式會社Yogibo Japan)
建築家ユニット妹島和世+西沢立衛によるデザイン。フリーハンドで描いたような左右非対稱の「耳」がインパクトのあるシルエット、カラーは8色。家族それぞれの好みの色を選んでも。(株式會社マルニ木工)
傾斜のある座面と膝あてシートの角度を調節すれば、子どもから大人まで理想的な姿勢を保て、長時間のパソコンなどの作業も快適に。軽量で折りたためる。(株式會社ロイヤルファニチャーコレクション)
ノルウェーのデザイナー、ピーター?オプスヴィックが幼いわが子のために「家族と同じテーブルに快適に座れるように」と人間工學に基づいてデザイン。子どもの成長に合わせて高さと奧行きが変えられ、大人になっても使い続けられる。(株式會社ストッケ)
國內外の有名ブランド家具メーカーが集結し、ソファ?ダイニングテーブル?ベッドなどを展示するインテリアフェアを年2回程度、各地で開催しています。実際に家具に觸れて、比べることもでき、ご相談にも応じます。機會があれば、ぜひ足をお運びください。詳しくは各営業所までお問い合わせください。
※出展メーカーは各フェア會場によって異なります。
2016年2月現在の情報となります。