家で過ごす時間が長くなる季節。夏の間にたまった汚れを落とし、気持ちのよい部屋で
快適に過ごしましょう。寒くなる前に掃除しておけば年末の大掃除もラクになりそうです。
照明器具をお手入れして、部屋を明るく
照明器具に汚れがたまっていると、部屋が暗い印象になります。ガラスやプラスチック製の照明カバーは、外せる場合は外してお手入れをしましょう。薄めた中性洗剤をスポンジに付けてこすり、水洗いして、から拭きします。和紙や木など水拭きできない素材は、毛の柔らかいハケやブラシでホコリを払ってから、から拭きをします。
手で觸れる部分を清潔に
部屋の掃除をこまめにしていても、見逃しやすいのがドアのレバーハンドルやスイッチプレートなど。手でよく觸れる部分には皮脂や手あかなどが付き、黒ずみます。布に水または薄めた中性洗剤を含ませて、固く絞って拭き取りましょう。油分を溶かす作用があるエタノール(消毒用アルコール)を、布にスプレーして拭くのも効果的。揮発性が高いので二度拭き不要で、除菌効果も期待できます。
寒くなる前に、キッチン換気扇のお手入れを
油汚れは溫度が下がると固まり、落としにくくなります。特に頑固な汚れになりやすい換気扇は早めにお掃除を。フィルターやファンなどのパーツは外して浸け置き洗いをしましょう。シンクにゴミ袋を広げ、ぬるま湯とアルカリ性洗剤または重曹を入れます。外したパーツを2時間ぐらい浸けておきます。汚れがゆるんだらゴミ袋の中で歯ブラシなどで汚れをこすり落とし、お湯で洗剤分を洗い流します。
大雨や臺風で汚れた窓ガラスをきれいに
窓ガラスの外側には、雨風に混ざった砂や土などの汚れが付著しやすく、そのまま放置しておくと固まって落としにくくなります。臺風シーズンが終わったら、窓拭きをしましょう。窓ガラスの掃除は汚れが見えやすいくもりの日を選び、汚れが多い外側から始めます。まず雑巾を水で固く絞り、大きな汚れを拭き取ります。その後、ぬれ雑巾や霧吹きで窓ガラスをしっかりぬらし、スクイージーをかければ、洗剤を使わなくてもピカピカに。サッシ下レールやシャッターレールも柔らかい歯ブラシ等で汚れを落とし、水洗いをしておきましょう。
フローリングを気持ちよく
フローリングがなんとなくべたついているのは、夏の間、裸足で歩き、足の裏にかいた汗などの皮脂が床に付著しているのが原因かも。水拭きをしてさっぱりとさせましょう。ただし、フローリングの継ぎ目から水分が染み込むと腐食や反りの原因になります。雑巾を固く絞って水拭きし、その後、から拭きをして十分に乾燥させます。水拭きで落ちないときは、雑巾に薄めた中性洗剤を含ませて固く絞って拭きましょう。その後洗剤を水拭きでしっかり取り除き、から拭きをします。
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