長野県上高井郡小布施町において80年以上の歴史を持つ特定醫(yī)療法人新生病院様。醫(yī)療と看護(hù)に強(qiáng)みを持つ155床の病院として、地域醫(yī)療を支え続けてこられました。小布施町は人口約11,000人（2016年6月1日現(xiàn)在）、隣り合う須坂市と高山村とともに、須高地域と呼ばれるエリアにあり、長野市を中心とした長野醫(yī)療圏に含まれるものの、西部に千曲川（信濃川）が流れるという地理的狀況から獨(dú)自の醫(yī)療環(huán)境にあるといいます。長野市と比較しても高齢化は進(jìn)んでおり、地域における同院の役割は日増しに大きくなっていました。
社會(huì)保障?稅一體改革における「2025年モデル」の構(gòu)築に向け、進(jìn)む病床機(jī)能明確化。須高地域でも2014年度の診療報(bào)酬改定を機(jī)に、幾つもの急性期病院が一部の病床を亜急性期?回復(fù)期などに機(jī)能転換するなど、醫(yī)療を取り巻く環(huán)境は大きく変わってきています。急性期?回復(fù)期?療養(yǎng)?緩和ケアと、急性期から終末期まで幅広い醫(yī)療を提供なさってきた新生病院様では、以前よりこうした狀況に対応するための新たな展開を検討。今まで以上に在宅醫(yī)療にも注力することで、地域包括ケアにおける同院の役割の明確化を図るべく、その基盤の一つとして高齢者住宅の開設(shè)を計(jì)畫されました。その背景には、それまで須高地域にサ高住がなかったことが挙げられます。今後、醫(yī)療環(huán)境の変化によって亜急性期?回復(fù)期を充実させる為、これまで以上に自宅以外の在宅復(fù)帰先が必要となってくる事が予想されたためです。

事業(yè)化に際しては、まず高齢者住宅運(yùn)営に関するさまざまな情報(bào)収集から著手。大和ハウス工業(yè)は、自社で企畫した醫(yī)療?介護(hù)セミナーに新生病院様が參加されたことをきっかけに、運(yùn)営シミュレーションなど全般的なサポートをさせていただくこととなりました。建設(shè)候補(bǔ)地には當(dāng)初、病院敷地內(nèi)を検討されていましたが、資金面等の課題もあり、大和ハウス工業(yè)が隣接する須坂市內(nèi)の土地をご紹介。85年続いた造り酒屋の跡地を活用し、土地オーナー様が建設(shè)された建物を賃貸するスタイルでの事業(yè)化となり、2016年3月にサービス付き高齢者向け住宅「ナーシングホーム須坂」が完成。施設(shè)名に「ナーシングホーム」とあるように、醫(yī)療依存度の高い方を中心に受け入れるサ高住として、3階建?全50室の建物には、定期巡回?隨時(shí)対応型訪問介護(hù)看護(hù)サービスと療養(yǎng)デイサービスが併設(shè)されています。地域の関心も高く、內(nèi)覧會(huì)では數(shù)百人の見學(xué)者が集まるほどとなりました。開設(shè)より約3ヶ月が経った時(shí)點(diǎn)で、入居率は約60％に達(dá)するという順調(diào)なスタートとなっています。
また新生病院様では、今回の事業(yè)化を機(jī)にグループ資源を明確化する為、2015年9月に福祉?介護(hù)?住宅事業(yè)を擔(dān)う「NPO法人パウル會(huì)」を設(shè)立されています。