お住まい訪問二人の時間を楽しむ
心地よい風と光が
巡る家

香川県　Hさま邸

過去に何度も家づくりを経験されているHさまご夫妻。今までの集大成となる住まいを築くため、數(shù)社に同じ條件を示し、プランの提案を受けました。人の目を気にせず過ごせるバルコニー、エレベーター、効率のいい家事動線、柱のない2臺分のビルトインガレージなど、家づくりの経験が豊富なご夫妻が示した20個以上の條件をクリアした上で、ダイワハウスが提案したコンセプトは「心地よい風と光が巡る家」。理想を形にしながら、最後まで安心して暮らせる家がイメージできたダイワハウスのプランに心を動かされて、ご夫妻の家づくりが始まりました。

「外に閉じ?中に開く」家中庭につながる「風の回廊」。

ご夫妻が希望されたプライバシーを守るために窓の少ないシンプルな外観デザイン。門扉から始まる路地のような通路から風を取り込み、明るい中庭まで風が通るレイアウトは、ご夫妻が「風の回廊」と名付けたお気に入りの場所です。閉鎖的な外の印象と、中に入って感じる心地よい開放感は、別の建物と思うほど対照的で、「外に閉じ?中に開く」のコンセプトが形になっています。

鋳型製門扉

風の回廊

風の回廊

「外に閉じ?中に開く」家光と風の屋外リビング。

リビングとつながる奧行き約2.7mの広々としたバルコニーは、「人の目を気にせずくつろげるバルコニーが欲しい」というご夫妻の希望を実現(xiàn)した、もう一つのリビング。隣接するマンションからの視線を遮る高い壁は、白くすることで圧迫感を減らし、上からの陽光を受けてバルコニー全體を明るくする役割があります。別の面に取り付けた木製のルーバーは、外からの視線を遮るだけでなく、心地よい風の通り道になっています。

「外なのに室內のようにくつろげるので、我が家の“外飲み”はいつもここです」と笑顔で語るご夫妻。雰囲気のあるランタンやグリーンで彩られたバルコニーで過ごす時間が楽しくて、今夜も夜更かしをしてしまうご夫妻です。

ご夫妻が共感する北歐の感覚をインテリアで実現(xiàn)。

「最後まで大事に使える“好きなもの”に囲まれて暮らしたい」というご夫妻はインテリアに知識が深く、この住まいのために購入された北歐の名作シングルソファを主役にした２階のリビングは、ご夫妻のこだわりが隅々まで行き渡っています。ご夫妻の日常の暮らしや好みを理解したインテリアコーディネーターとの二人三腳で完成したデザインは、フィンランドから取り寄せた床や、エアコンを目立たなくする木製ルーバー、北歐調のブルーやグレーが印象的な壁紙など、細部にわたって吟味されています。好きなものに囲まれたリビングで過ごす時間は、ご夫妻にとって掛け替えのないひとときです。

無駄な動きを減らし家事の効率を上げた動線。

キッチンからパントリー、洗面室、浴室までを一直線に並べた動線は、「掃除やゴミを集めるときにとても便利」とご夫妻に喜ばれています。各部屋をつなぐスライドドアは開けたままでもデッドスペースができず、スッキリとした印象。さらに、洗濯物を干す専用のベランダは、洗濯機がある洗面室の斜め前にレイアウトされています。洗練された動線は家事の効率を上げ、ご夫妻にゆとりの時間を生みました。

この家で暮らし始めてから、バルコニーで植物を育てたり、壁に飾るインテリアパネルを手づくりしたり、お二人で過ごす時間が増えたといいます。
ご夫妻はもちろん、愛貓アトラスちゃんも満足の、風と光が巡る家には、暮らしを楽しむ工夫が詰まっています。

Hさまご夫妻のこだわりポイント

１階の客間

客間は、中庭を眺められるくつろぎの空間です。
天井と床の形狀を斜めにカットして中庭の植栽に視線を誘導したり、中庭と同系色の床にして內と外の一體感を高めるなど、設計士の工夫が凝らしてあります。

造作家具

ご夫妻の愛貓アトラスちゃんの「キャットウォーク」としても使えるようにデザインしたオリジナルの飾り棚。
ご夫妻のセンスを感じさせるオブジェが並んでいます。

ダイニング?キッチン

家族と會話を楽しみながら調理ができる対面キッチン。
ご夫妻お気に入りのビンテージテーブルで食事を楽しまれています。

コートラック

ご夫妻がイタリアから取り寄せた、ピアノの鍵盤をモチーフにした木製コートラック。
コートラックに合わせて設計した玄関の壁にぴったりとはまっています。

門扉

ご夫妻がデザインされた門扉には、家づくりの思い出が詰まっています。
日が暮れると、下から上を照らすアッパーライトが建物の美しい素材感や立體感を引き立て、奧へと誘います。

中庭の植栽

1階中庭にあるアオダモは、2階リビングの窓からも眺められ、鳥のような目線で日々変化する植物の成長が楽しめます。