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生活を考える

衣替えをしない人が増加中?
季節の衣類を上手に管理するコツ衣替えや収納に関するアンケート

冬物から夏物へ。またある時は夏物から冬物へ…。
季節の変わり目には衣替えを行っているというご家庭も多いことでしょう。
ダイワハウスでは春と夏の間の時期に、衣替えに関するアンケートを実施しました。

調査時期 2022年5月16日~5月29日
調査対象 My House Palette メールマガジン會員
有効回答數 721件
調査方法 My House Palette メールマガジンでのアンケート

Q1. 普段、衣替えを行っていますか?

衣替えといえば「春と秋の2回行う」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?アンケート結果では、「年2回行う」は(36%)となっており、それをしのいで多かったのは「季節の移り変わりに合わせて少しずつ衣類を入れ替える」(44%)でした。

一方、「衣替えはしない」派が14%もいることも分かりました。衣替えをするタイミングや回數の決め方、また衣替えを行わない方たちの実情は、どのようなものなのでしょうか?

Q2. 衣替えを行う回數およびタイミングは、
どのようにして決めていますか?

年2回行う

  • 6月1日と10月1日
  • 気溫が25度以上or15度以下になってきたら
  • 4月末と10月末を基準とし、気溫差が大きくなった時
  • 春であれば、(トレンチ)コートが不要になるくらいの陽気になってきた時。秋はその逆。コートが基準
  • 天気予報を見てしている。自分では予想できないから
  • 通勤などでみんなが著ている服をチェックしながら決めます
  • 季節の新しい服を購入した時に一気に衣替えをします
  • もう、暑さ?寒さが限界だと思った時

しっかりと日時や気溫で決めている方もいれば、體感や自分のルールで決める方、自分では分からないので他者を見て判斷する方などさまざまです。

季節の移り変わりに合わせて少しずつ衣類を入れ替える

  • 気溫に合わせて著るものを変えていくため、大掛かりな衣替えは行わない
  • 季節が変わり10日ほど著る機會がなくなったらしまう
  • 季節先取り
  • タンスの各段に季節ごと分けているから

いきなり「この日から夏です!」と季節がパッキリ切り替わるわけではないのだから、移りゆく季節に合わせて少しずつ著るものを入れ替えていくという流動的なスタイル。

衣替えはしない

  • クローゼットが大きいので衣替えの必要がない
  • カバーをかけ、ハンガー掛けをメインにした収納にしているので、冬のアウター以外はほとんど衣替えをしない。通気性の悪い場所やケースに保管すると、衣類の黃ばみやカビ、ダニなどが気になるので、あまりケースなどには収納せず衣替えをしないようにしています
  • 服が少ないから入れ替える必要がない
  • どこに何をしまったか、分からなくなるから

収納が大きくて十分ある、もしくは大きなハンガー掛けをメインに収納しているため衣替えをしなくて済んでいるといった聲が。総じて快適そうな雰囲気がうかがえました。

Q3. オフシーズンの衣類をどのように扱っていますか?
(複數回答)

多かったのは「タンス、収納ケースの奧に配置」(64%)「クローゼット/ワードローブなどの奧に配置」(51%)でした。冬物と夏物の位置を交換するという簡便な作業で、季節の衣類をスイッチしている様子がうかがえます。

また、衣替えは斷捨離のタイミングにうってつけ。「捨てる」「譲る」の他に、昨今はフリマアプリ等で望む人へ売るという方も10%おられました。

Q4. 衣替えにおいて大変なことは何ですか?(複數回答)

衣替えにおいて大変なことを尋ねてみると、「オフシーズンの衣類をしまう前に自宅で手入れ(洗う、干す、アイロンがけ)するのが手間」(41%)「オフシーズンの衣類をしまう前にクリーニングに出すのが手間、経済的に負擔」(41%)あたりがやはり大きな負擔になっているようです。

「収納が足りなくて衣類があふれる」(31%)「不要なものがなかなか捨てられない」(29%)なども、多くの方が一度は経験したことがあるのではないでしょうか。いわゆるモノが多すぎることがストレスになり、精神的な疲労感も募りそうです。

このように、大変な家事でもある衣替え。それではもし、十分に大きくて使いやすい収納があって、衣替えをする必要がない狀況であったとしたら、みなさんはどういう選択をするのでしょうか?

Q5. もしすべての衣類が普通に取り出せるぐらい大きな収納があるとしたら、衣替えを行いますか?

最も多かったのは、「衣替えをしなくて済むならしない」(52%)でしたが、「頻度に応じて置く位置を変える程度の簡単な衣替えを行う」(32%)と「今まで通りの衣替えを行う」(15%)を足すと47%となり、「する派」「しない派」で二分される形となりました。

その理由を見てみると、それぞれの意見に理があり、いずれも納得の答えが寄せられました。

衣替えをしなくて済むならしない

  • 面倒くさい
  • 煩わしさから開放されるから
  • 家族全員分の衣替えをするのは休日丸一日かかって大変だからなるべくしたくない
  • 時間を他のことに使いたいので
  • しない方が楽だし、使いたい時にいつでも使え、(大きな収納なら)自分の衣類などの量を把握することができていいと思うので
  • すべてを一望できるなら無駄なものも見つけやすく処分もしやすい。手間も掛からない
  • 衣替えで衣類をしまってシワがついてしまうので
  • 歳をとってきて、何をするのもおっくうだから

頻度に応じて置く位置を変える程度の簡単な衣替えを行う

  • 使い勝手よくなるように位置を変えるだけにしておきます
  • 季節ごとに合わせて衣類が整理されていると服を選びやすいから
  • 衣類は増えていくから
  • 入れ替えるだけで済めば、どこにしまったから分からなくならない
  • 季節外れのものは見たくない

今まで通りの衣替えを行う

  • 今のままで問題ないと思うからです
  • 気持ちも衣替えしたいから
  • 出しっぱなしは精神衛生上よくない
  • 今の家では十分な収納スペースがあったが、結局服が増えてしまって衣替えが必要になってしまう
  • つるすだけでは衣類が傷む気がする
  • タンスの中の肌シャツとか、Tシャツ類は、衣替えのたびに入れ替えするから
  • 衣替えしないと體溫調節がうまくいかなくなって體調にも影響するため今まで通り行う

「面倒だし、手間なので、しなくて済むならしたくない!」という最も合理的な選択をする方もいれば、労力の問題を超えて「気持ちの面で切り替え(衣替え)したい」といった情緒的な快適性を求める方もいて、雙方の意見にうなずけます。

また、衣替えによってシワがつくなど衣類を傷めてしまう…と懸念する方、逆にハンガーにつるしっぱなしだと衣類が傷む気がする…と考える方もいて、衣類の管理の難しさを感じさせます。

しかし、最初のQ1の質問で「しない派」は14%だったのに対し、「しなくて済むならしない」が52%と、38%の方が「しない派」に移行しているということは、やはり収納の大きさ(適切なサイズ)?便利さについて見直すことには意味がありそうです。

Q6. その他、季節の変わり目に行っている住まいのケアがあれば具體的にご記入ください。

さて、衣替えの他に、季節の変わり目に行っている住まいのケアについて尋ねると、さまざまな回答が寄せられました。特徴的なものを以下に挙げていきますので、「あ、そういやこれ、まだやってなかったな…」「こんなケア方法もあるのか」といった目線で參考にしてみてください。

  • 冷暖房器具のメンテナンス
  • 寢具に布団乾燥機をかける、カーテンの洗濯
  • フローリングの蜜ろう塗り
  • リビングの無垢材の床に亜麻仁油を塗る
  • 網戸の掃除や張り替え
  • 和室の畳の拭き掃除。濕気でカビが生えそうなので
  • 季節により風の通りを考えて家具の位置を変える
  • 納戸の屋根の雨漏り防止テーピンクの張り替え
  • 靴の整理
  • 玄関の飾りの変更(冬はリース、夏は花飾りなど)

まとめ

「衣替え=四季ある日本の生活における儀禮的な風習」といったイメージもあるかと思いますが、「昔に比べて、気候の移り変わりが読みづらくなった」という意見も散見されました。移ろいがちな季節の変わり目には、「衣?食?住」を適切に整えて、快適に過ごしましょう。

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