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    施工現場用溶接ロボットシステム「SWAN®」

    角形鋼管柱継手の溶接作業を行う施工現場用溶接ロボットシステムです。働きやすく、スマートな建設現場を実現するため、労働負荷の高い業務を、技能者に代わって擔うことができる施工ロボットを開発しています。(株式會社フジタ、十一屋工業株式會社との共同開発)

    施工現場用溶接ロボットシステム「SWAN®」

    社會課題(背景)

    建設業では人手不足の深刻化とともに高齢化の進行が大きな問題となっており、建設業就業者の3割超が55歳以上である一方、30歳未満は約1割にとどまるといわれています。建設現場の技能者不足対策および労働環境改善のため、省力化や短工期化など生産性向上を図るロボット技術の開発に取り組んでいます。

    技術のポイント

    • 溶接技能者の角形鋼管柱継手における溶接効率を最大2倍まで向上
    • 溶接技能者の作業を再現しながら、1日當たり最大約160m(※1)の溶接が可能
    • 溶接技能者は、品質の確認やロボットシステムの管理に集中できるとともに、作業負擔や熱中癥リスクを低減
    1. ※1. 隅肉溶接腳長6mmとして換算。従來溶接技能者1人當たりの溶接量は80~100m/日程度

    適用用途

    物流施設、オフィスビル、商業施設、ホテル?宿泊施設

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