コラム vol.008
土地活用にはどんな種類があるのか その8
~戸建て賃貸住宅編~
公開日:2015/03/12
選択肢として検討したい戸建ての賃貸住宅経営
「一戸建て住宅を建てて賃貸物件として貸し出す」と聞くと「元々は所有者が住んでいたのだが、転勤などで一時的に使わなくなった物件として貸し出す」という物件をイメージするかもしれません。
そうすると、賃貸で住むには大きすぎるとか、間取りなどが所有者の好みになっており使いづらい、近所付き合いが大変、などというネガティブなことを考える人も多いのではないでしょうか。しかし、戸建ての賃貸住宅が一定數(shù)存在し、人気があることをご存じでしょうか?しかも、一般的な集合形式(アパート、マンション)の賃貸住宅に比べて、空室率が少ないようです。
オーナー様が所有する土地が、集合型の賃貸住宅を建てるには広さが不足していたり、駅から遠く一般的な賃貸住宅用のマンションでは全室満室になるか不安だったり、あるいは周囲が閑靜な低層住宅が多いため、集合住宅を建てにくい狀況だったり、などという狀況は少なくないでしょう。
そうしたときに、選択肢として検討したいのが、戸建ての賃貸住宅経営です。
ダイワハウスでも、全國各地に戸建ての賃貸住宅を建設し、オーナー様の土地活用のサポートをしています。
オーナー様サイドに立ったメリットは、
- (1)狹い土地でも活用できる。
- (2)供給數(shù)が少ないため、駅から遠くてもご入居者が見込め、空室率が低いことが多い
- (3)投資金額を抑えることが期待できる
一方、デメリットは、空室の分散が効かないということでしょう。
つまり、現(xiàn)在のご入居者が退去した時に、次のご入居者がすぐに見つかれば問題ありませんが、時間があくと収支計畫が狂う可能性があります。戸數(shù)が多ければ、こうした可能性のリスク分散が可能ですが、戸建賃貸の場合、そうはいきません。
しかし、先に述べたように、「土地活用を行いたいが、この場所、この広さではアパート?マンション型の賃貸住宅はどうか?」と思っている土地オーナー様は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
掲載の畫像は、設計書を基にCG で作成したものであり、実物とは異なる部分があります。