規模 | 3階建 1棟 12戸 |
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敷地面積 | 451m2 |
延床面積 | 708m2 |
間取り | 1LDK?2LDK |
所在地 | 神奈川県相模原市 |
築40年になる老朽化した賃貸住宅の建て替えを検討されていたBさま。「せっかく建て替えるなら、誰が見ても目を引くような『新しい個』となる賃貸住宅に挑戦したいと考えていました」と、強い想いをお持ちでした。
そこで當社は、住まう人の楽しく豊かな暮らしを創造する挑戦的な賃貸住宅のプランをご提案。Bさまからは「これでダメなら仕方がないと思える素晴らしいイメージでした。一緒に冒険してみようと感じました。」とご評価いただき、プロジェクトのパートナーとして選んでいただきました。
正式なご依頼をいただいた後に改めてBさまからいただいたのは「大和ハウスらしくない、大和ハウスを超える提案をしてほしい」というご要望。これを受けた営業擔當の大谷は「はじめはプレッシャーを感じました」と當時を振り返ります。それでも、綿密な打ち合わせを何度も重ねながらBさまとの信頼関係を築き、Bさまが求めるイメージを丹念にくみ取っていきました。
外観は飽きのこない落ち著いた色使いに。吸気口などの出っ張りを極力なくし、すっきりとした表情に仕上げました。
エントランスを抜けると、ガラスで仕切られた獨創的な中庭が目に飛び込んできます。
「建物に入ったときに、目で見て楽しく、『こういう生活がしてみたい』とご入居者が思い描けるものをこちらから提案できる賃貸住宅にしたくて」と語るBさまが特にこだわったのは「視線の誘導」でした。
設計擔當の鈴木はこのこだわりに対して、「大和ハウスができる最大限のことをどんどん提案して、オーナー様の想いを具現化していこう」と考え、Bさまのイメージをかたちにするべく、試行錯誤を重ねていきました。その膨大なご提案の中から、形になったアイデアの一部をご紹介します。
構造上必要な空間を、コンセプトに合わせてデザイン性に富んだ中庭として設計。
4つの角部屋からなる構造になぞらえた4枚のストーンウォールとガラスはすべて職人による手づくり。積層ガラスと超高透過のガラスを組み合わせて、照明を當てた時の煌めきにもこだわりました。
「視線の誘導」は室內の仕掛けにも。玄関を入って正面にある広い廊下は、上下に間接照明を設置。寫真左奧の壁面にはガラスの「見せる収納棚」があり、長い廊下も飽きさせません。
居住空間は「デザインのある生活を実現してほしい」という想いから、赤と黒を基調としたスタイリッシュな空間に。
キッチンと壁面の収納も部屋のコンセプトを體現したカラーリングに。さらに8パターンの明るさが設定できる照明システムを採用し、本格的なバーのような雰囲気にすることも。
浴室はゆとりのあるサイズで、色や照明も統一感を持たせています。
こうした冒険的な挑戦を経て、Bさまの老朽化した賃貸住宅は、住まう人、訪れる人に驚きと感動を與える新たな姿へと生まれ変わりました。
Bさまからは「本當に人間同士のつながりができ、ざっくばらんな提案をたくさんもらいました。何度もリテイクしながら、大和ハウスの擔當者お二人のガッツで、より特徴的なものが形にできたと思います」とのお聲をいただくことができました。
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