コラム vol.035
定期借地型土地活用のメリットと注意するポイント
公開日:2015/05/12
定期借地型の土地活用は、以前から広く行われている方法であるが、土地活用のもっともポピュラーな形である賃貸住宅経営ほど、その內(nèi)容が広く知られていない。
土地活用では、主に遊休地つまり今は使っていない土地の活用を行うわけだが、その土地は、いつの日か自分が使う時が來るかもしれない。
遊休土地を一定期間(10年~30年のパターン、30年~50年のパターンにより、若干內(nèi)容が異なる)貸すタイプの土地活用である、定期借地型土地活用の特徴やメリットをあげると、
- (1)自らの土地に建物(賃貸住宅、店舗など)を建てる土地活用ではなく、ただ貸すだけ
- (2)そのため、基本的には借入れが不要
- (3)自己資金不要
- (4)遊休地のまま放置することに比べて固定資産稅が軽減される。
- (5)當(dāng)初の相続稅評価が減額される。(減額される)
- (6)譲渡稅のかからないまとまった保証金が入る。
- (7)主に企業(yè)相手なので、毎月安定した地代が期待できる。
一方、注意すべき點は長期契約となり、賃料の取り決めが難しい。とくに、これからしばらく続くと予想されているインフレ経済時には注意が必要だ。何年ごとに契約金額を見直すか?長期一定契約ならインフレ時には相場よりも安い賃料の可能性もある。
定期借地型の土地活用は、リスクが少なく安定感が見込め、各種の減稅効果も期待できる魅力的な土地活用だ。
それだけに、確実に水準(zhǔn)以上の収益をあげたいものだ。