コラム vol.016
どのようなきっかけで土地活用を始めたのか?
~オーナー様アンケート分析~
公開日:2014/10/01
所有する土地を資産として活用する土地活用。
使っていない遊休地を利用するというスキームだけでなく、自宅の建て替えなどの際に、今使っているものと一體化させてより効率的に活用するなど、多様化している。
2015年の「相続稅」改正を受け、これまで使っていなかった土地を活用する方が増えている。
大和ハウス工業では土地活用の方法として、様々な提案を行っている。そして、毎年數多くのオーナー様に依頼を受け、建築を行っている。
こうしたオーナー様は、どのような思いで土地活用をしようと思ったのだろうか。賃貸用住宅を建てたオーナー様(の一部の方々)に、アンケートの記入をお願いした。その結果を紹介する。
1.どんな理由で土地活用を考えたのか?
このグラフは、複數回答の結果を総回答數からの比率として表したものだが、土地の有効活用が最も多く、相続稅の対策、安定収入の確保、老朽化による建て替えと続く。
上位2つで約58%、これら4つの回答で約83%となっている。(グラフ1)
2.賃貸住宅経営を始めるに際して重視した事
この質問にも、複數回答可で答えてもらった。
上位3つは、會社の信用度、収益性、借入金に関することで、合わせて37%、そして稅務対策、入居者ニーズ(需要)と続く。ここまでで、約53%だ。
2. 賃貸住宅経営を始めるに際して重視した事
この質問にも、複數回答可で答えてもらった。
上位3つは、會社の信用度、収益性、借入金に関することで、合わせて37%、そして稅務対策、入居者ニーズ(需要)と続く。ここまでで、約53%だ。
オーナー様の置かれている狀況は様々だろうが、これらの考えは參考になるだろう。
3.建築する企業を複數比較しているか?
また、こうしたオーナー様は、どのような思いで土地活用をしようと思ったのだろうか。
まず、賃貸住宅経営を始められる(2棟目以降も含む)オーナー様は、建築する企業を複數比較しているかについてのアンケート結果を紹介する。
グラフ3をみればわかるように、約半數の方が何らかの形で大和ハウス工業以外の企業を比較検討されている。
一方、半數の方は、比較検討せずに大和ハウス工業1本に絞って賃貸住宅の計畫を練ったようだ。他社の狀況は分かり得ないが、おそらくこのように比較検討せずに大和ハウス工業だけで検討している方は多いのではないだろうか。比較検討されなかった方々の多くは、2棟目、3棟目というオーナー様であると思われる。過去に大和ハウス工業で賃貸住宅を建てられて、そこで賃貸住宅経営のメリットが実感でき、かつ大和ハウス工業グループ(管理會社含む)のサービスの良さを実感されたのだろう。
土地活用においては、その土地をどのように活用するのが一番有効かを検討することからハウスメーカーの提案は始まる。土地活用に多くのバリエーションがあり、どの手法が最も収支がよく、かつオーナー様の求める條件(ステータス?外観)をクリアするのか、複合的に検討することが求められる。
4.土地利用説明についての満足度
大和ハウス工業の提案に対する満足度調査も併せて行った。
大和ハウス工業の提案する土地利用計畫について満足したか?についてのアンケート結果だ。
土地利用計畫については半數以上のオーナー様に満足をいただいているようだ。(グラフ4)
契約されたオーナー様の聲は、これから賃貸住宅を建てようとする方の參考になることだろう。