おいしく変身させる!

フードロス予備軍の野菜や調(diào)味料、買いすぎた加工品をみんなで持ち寄って、おいしい料理へと変身させるパーティー“サルベージ?パーティ(サルパ)”。どう調(diào)理しようかと考えることで、「こんな使い方が!」という食材の新たな魅力を引き出すことができたり、皆で食べることでよりおいしく食べることができます。

また、子どもにも一緒に考えてもらうことで食育にもつながります。ご近所で集まって、試してみてはいかがでしょうか?

サルパなら、料理のレパートリーも広がる!? 家で余った素材を持ち寄って、皆でサルパ!

保存食づくりにチャレンジ

塩のチカラを借りて保存食を作ってみよう!

食品が腐ったり傷んだりする原因は、細(xì)菌などの微生物が腐敗菌として増えることが要因です。冷蔵庫のない時(shí)代には、食料の長期保存が難しいので、「塩」を活用した食料の保存は季節(jié)や地域にかかわらず行われていました。

「なかでも塩漬けは、菌は水分がないと生きていけないので、塩の持つ脫水作用をうまく使った保存方法です」と語るのは日本ソルトコーディネーター協(xié)會(huì)代表の青山志穂さん。

ここでは、昔から保存食に活用され、今も身近な存在である「塩」を活用した保存食レシピを紹介していきます。

種類が豊富 塩を楽しもう!

塩の種類は大きく分けて4つ。海水を原料とする「海水塩」、地中で結(jié)晶した巖塩層から採取される「巖塩」、塩の湖から採取される「湖塩」、巖塩が地下水で溶かされた地下塩水を原料に作られる「地下塩水塩」があります。

味は、ナトリウムやマグネシウム、カルシウムなど含まれるミネラルのバランスによって変わります。「季節(jié)の野菜や肉、魚に數(shù)種類の塩をかけてみて、塩による食材の味わいの変化を楽しむのもおすすめですよ」(青山さん)。

recipe1 塩蓋

材料は塩と豚、香辛料だけというシンプルなレシピ。茹で汁も、旨味たっぷりのスープとしてアレンジできます。レシピは、手軽に塩抜きができる塩の量にしていますが、塩の量を増やすことで長期保存も可能になります。

材料(4人分)

豚バラ肉(塊) 500g/塩 15g/お好みのハーブ 適宜/ブラックペッパー 適宜
塩によって小さじ1杯の重さが異なるので豚肉の重量の3%の塩を使うのがポイント。

つくり方

  • (1) 豚肉はキッチンペーパーを使い、汚れと水分をしっかりふき取る。
  • (2) 1にまんべんなく塩とブラックペッパーをかけてすり込む。表面だけでなく肉がめくれる部分はめくってすり込む。
  • (3) ハーブを散らし、ラップで包む。
  • (4) 3を冷蔵庫で3~10日寢かせる。その間、ドリップ(肉汁)が出たらキッチンペーパーでふき取る(目安は1~2日おき)。
  • (5) 3~10日後、冷蔵庫から出してラップを取り、90℃程度のたっぷりのお湯で約30分~1時(shí)間しっかり茹で、塩抜きすれば完成。
ラップで包む際は、出來るだけ空気を抜きながら包むのがポイント!

食べ方

  • ★茹でた塩豚を好みの厚さにスライスして、そのままでもおいしくいただけます。
  • ★フライパンの上で、中火でじっくり焼くだけでも十分!このとき、塩豚から脂が出てくるので、油は引かずに焼きましょう。
ベーコンを使うような感覚で、さまざまな料理との相性も抜群です。

recipe2 ピクルス

料理で余った野菜はピクルスにして保存しましょう。どんな種類の塩でも合いますが、いろいろ試して自分好みの塩を探すのもオススメです。調(diào)味料をいったん火にかけることでワインのアルコールが抜けて、旨味が引き出されます。

材料

つくり方

2015年9月発行 冊子「SUSTAINABLE JOURNEY」vol.3(ecomom秋號同封)より転載

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