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全區畫溫泉付!霧島連山の麓でゆったり暮らす。溫泉つきスローライフを楽しむ。
九州の小京都とも云われる、 宮崎県日南市飫肥(おび)へ行ってきました。 飫肥は、江戸時代に城下町として栄えた地域です。 現在も、當時つくられた石垣や武家屋敷跡が數多く殘り、 その情緒豊かな佇まいに魅了されて、多くの観光客が訪れています。 飫肥城の大手門を背に通りを200メートル程下ると、町人の街が現れます。 城下町にふさわしい町屋風商家が並ぶこの街は、 地域住民が中心となって協力し合い、 建物の色やつくりを統一して和風の美しい街並みを再生したそうです。
まずは、飫肥城大手門前の飫肥城観光駐車場にある観光案內所で 飫肥城內にある施設の共通入館券と商店街で使える、 あゆみちゃんマップと稱した「食べあるき?町あるき」MAPを購入しました。 共通入館券を片手に、「豫章館」(よしょうかん)へ立ち寄りました。 ここは廃藩置県後の藩主伊東家が移り住んだ家屋だったそうです。 庭石や石燈籠?庭木などが巧みに配置された枯山水の庭園があります。 時代劇に出てきそうな大手門をくぐり、いざ、城內へ。 直角に曲がった本丸への道中に、「しあわせ杉」という4本の杉の木があります。 真ん中に立つとパワーを貰えるとか…。 先に進むと「松尾の丸」があります。 藩主伊東家の御殿を再現したものだそうです。 中は甲冑などが展示され、當時のトイレやお風呂、臺所などお殿様の生活様式を垣間見るようです。 次は本丸跡に向かいます。 杉木立の巨木群となった舊本丸は、 今は「いやしの森」となって訪れる人を迎えてくれます。 足元は一面、苔生した緑が鮮やかに木漏れ日に映えます。 城內にある歴史資料館は、白い漆喰の館です。 この長い歴史に支えられ飫肥藩伊東家や家臣達に伝えられてきた、 甲冑?刀剣?武具?駕籠(かご)?古文書?衣服など飫肥藩ゆかりの品々が 約220點展示、保管されています。 大手門を出て小村記念館へ向かいます。 日露戦爭を終結に導いたポーツマス條約。 條約締結に活躍した小村壽太郎の故郷が、飫肥なのです。 地元の方々は、小村壽太郎を郷土の誇りとしていて、小村ゆかりの品々が展示してありました。 さて、大手門通りを下り商人町へ下ると 「あゆみちゃんマップ」に付いている5枚のクーポン券が活躍します。 商店街のお店を巡り、 お目當ての飫肥名物の「おび天ぷら」「厚焼き卵」を頂きました。 他にも飫肥の絵葉書、日向夏ドリンク、羽身のとむら焼きをチョイス。 食べながらまち歩きするのも、楽しいものです。 中でも飫肥名物にも加えていいのではと思うほどおススメは、 「羽身のとむら焼き」です。 これって絶対に、名物になりますよ。 飫肥城下の景観をここまで守り整えることができたのも、 地元の歴史や文化を愛する人々の強い気持ちにだと、心が打たれました。 「しあわせ杉」「いやしの森」でしばし癒されながら時代に觸れ、 美味しいものまで頂けた小さな旅でした。
■撮影年月日/全て平成27年1月
飫肥城址?飫肥城下町 宮崎県日南市飫肥10丁目1-2 お問合せ 飫肥城下町保存會 電話 0987-25-4533 ※飫肥城全施設共通入館券 510円 あゆみちゃんマップ「食べあるき?町あるき」MAP(クーポン5枚付き)600円
■交通アクセス/ロイヤルシティ霧島妙見臺より約86㎞(車で約2時間9分)
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白井 清仁
霧島は山?川?海が身近にあり、また溫泉にも恵まれた自然豊かなところです。霧島はもちろん、鹿児島全體の魅力もお屆けしていきます。
石垣 潤
霧島に來て2年半。よろしくお願いします。
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所在地:鹿児島県霧島市牧園町下中津川霧島妙見臺1889-139
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