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自然から

更新日：2009年10月08日
カテゴリ：四季だより

『自然から??自然と』

秋も深まり行く中で、田舎暮らしの楽しみを尚一層楽しいものにしてくれるのは「収穫」。ここロイヤルシティ宮城蔵王リゾート近辺の畑でも、名産の里芋の葉が沢山茂っています。

青空ながら高くなった空からは、気持ちの良い陽の光が降りそそぎ、里芋の葉の上に溜まった水玉に反射してとても綺麗です。

風に揺られる葉の上で、右へ左へと転がる水玉を眺めていて、ふと水玉ができる仕組みに興味を持ちました。油やロウなどが染み出ていて、水滴を弾いているのでしょうか。

ちょっと調べてみましたら、同じように興味を持たれたかたが、だいぶ前にいらっしゃったようで、その分野は今、最先端のテクノロジーのなのだそうです。

▲平成２１年１０月撮影
葉が水を弾く正體は、表面の微小な突起によって空気の層が保たれるためのもので、水と油が弾かれあうのとは別もののようです。そして汚れが付著するのも防ぎ、自浄作用で付いた汚れも落としてしまうとのこと。

なんだか、表面は傷一つ無く滑らかなほうが、汚れも付きにくく綺麗でいられる気もしますが、土の中から生えてくる葉っぱ、特に泥沼から生える蓮が汚れずにいられる理由もここにあったのですね。

秋雨で洗車の回數も増えがちな季節ですが、里芋の葉や蓮の葉の研究から生まれた技術で、“洗う”必要の無いものが次々に生まれてきているようです。自然の仕組みから最先端のエコロジーな技術が生まれるなんて???。もっと早く興味を持っていたらなぁ～っ?。?br />
人類の偉大な発明の源は、自然の中から生まれてきました。そしてまだまだ、未知の寶物が埋もれているのですね。

さぁ、皆様、宮城蔵王へ參りましょう。