先日、大阪市の京セラドームで開催された関西かごしまファンデーに行ってきました。関西鹿児島県人會(huì)総連合會(huì)の主催で今年が8回目。関西在住の鹿児島県出身者やその家族など3萬4千人のお客様で賑わっていました。
鹿児島からも333ブースの出店があったそうです。さつま揚(yáng)げや、黒豚商品、焼酎に水産物など鹿児島に由來する直送の品々が並び、さながら巨大な市場。大阪のおばちゃん相手に、お店の人も聲がガラガラになるほど大聲を張り上げて呼込み、それに応えるように集まってきます。
ステージではお馴染みの中村美律子さんや中孝介さんそして、島津悅子さんらによる歌謡ショーまであり會(huì)場を盛り上げていました。
「おにいちゃん、コレとコレ買うから何かサービスしてぇなぁ~。」兄ちゃんもたじたじ…。福山黒酢を探して、會(huì)場を2週してきたというおばちゃん二人連れは、「霧島市はココにあったんやぁ~。ハー探したわぁもぉ。」
はじめは、大阪弁で話していたおじちゃんも、地元霧島市の話に及んでくると、だんだん鹿児島弁に変わっていく。「あたいはな、(わたしはね)隼人ん生んまれじゃっと。今日は駅前ん菓子屋は來っおわんと~?(來てないのですか?)」。みんなニコニコしながら買い物だけではなく、お店の人との會(huì)話にも花が咲きます。
合併が進(jìn)み、様相の変わった故郷の事を懐かしみ、熱心に聴かれる方。何十年も帰っていないが、定年後は鹿児島で暮らそうという方など様々。その瞳には故郷の景色が寫っているようでした。
大阪のおじちゃんおばちゃんたちの、そんな光景を見ていると「金の卵」といわれ、集団就職で関西に出てこられた皆様に、どんなご苦労があったのかを何かしら感じるのでした。
一日限りの、関西かごしまファンデーに集まった鹿児島県人は熱かった。
関西かごしまファンデー
大阪市西區(qū)千代崎3丁目中2-1
京セラドーム大阪
毎年6月~7月中開催(1日のみ)
■上記の寫真はすべて平成24年7月に撮影されたものです。