出典:平成25年度 我が國と諸外國の若者の意識に対する調査 內閣府

その一因として、日本の若者の自己肯定感の低さ、明るい將來像を描きにくい世相、そして日本におけるキャリア教育の遅れが考えられます。日本では終身雇用制度が長年維持されておりジョブチェンジをしていくという慣習がなかった背景もあり、キャリア教育が盛んな諸外國に比べて、若者たちは主體的に進路を選択する能力を育む機會に恵まれてきませんでした。

キャリア教育には、生涯を通じて自分の望む仕事に就けるように能力を磨くという大きな目的があります。社會が激しく変化していく中でも、働きがいをもって仕事を続けられるように、早い段階から將來の目標やなりたい職業を考えてビジョンを持ちスキルを磨くことが、將來に希望を持つ上でも重要だといえるでしょう。

海外の學校制度と職業教育

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