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大和ハウス工業(yè)株式會社

DaiwaHouse

ステークホルダーミーティング

第3回 社會に支持される會社を目指して

頂いたご意見(テーマ別)

誰もが暮らしやすい住宅

1. 家の中で危ないと思うことについて

ご意見No.1-(1)

洋式トイレでは男性が使用すると汚れがひどい。タイル張りにして、水で流して掃除ができるようにすれば良いのではないか(排水溝も設(shè)ける)?

回答

清掃しやすいトイレの設(shè)計は、その清掃の仕方によっても異なってきます。水を流す方法の場合は、ご提案いただいたタイル張りという方法が考えられますが、そのためには水漏れなどの防水性を確保するなどの設(shè)計が必要になり、コストもかかってきます。雑巾等でふき取る場合には、現(xiàn)在良く使われるクッションフロアを使った仕上げがコスト的にも妥當と考えられます。そのほかに、男性が座って使用することによって汚れを防ぐなど、住まい方で防ぐといった方法も考えられます。ご提案いただいた方法も含め、いろいろな方法で清掃しやすいトイレの設(shè)計について検討を進めたいと考えています。

ご意見No.1-(2)

風呂場の床(樹脂)が滑りやすい(どんな対応が考えられるか)。

回答

風呂場の床については、ユニットバスメーカーなどで滑りにくさの設(shè)計が提案されています。 たとえば、床面仕上げを滑りにくい形狀(細かなデコボコ形狀に加工する)にすることや、水はけを良くすることで滑りやすい狀況をできる限り作らない工夫がなされています。大和ハウスでも住宅の設(shè)計段階で、滑った際にバランスを保持できるよう手すりの設(shè)置をご提案しています。また、身體バランスを崩しやすい方の場合には、洗い場で立って移動(歩行)するのではなく、シャワーキャリーなどの入浴補助具に座って移動することで、滑りやすい狀況を少なくするといった入浴方法も考えられます。このように床面の仕上げだけでなく、手すりや入浴補助具などお風呂場全體を通しいろいろなご提案を考えていきたいと思います。

ご意見No.1-(3)

窓ガラスの開閉時に指を挾みそうになる(安全に開閉できるサッシは提案できないか)。

回答

引き違いのサッシを閉める際に指詰めを防止する器具等は一部のサッシメーカーから提案されていますが、現(xiàn)時點では、使いやすさやデザイン性などを検討する余地があるといえます。 ご要望のテーマについては、是非とも當社でも検討を進めていきたいと考えています。

ご意見No.1-(4)

その他頂いたご意見

  1. 玄関ドアのスイッチが奧にあると、夜間に危ない。
  2. 風呂の窓が浴槽の奧にあると危ない。
  3. 夜間は玄関の鍵穴が分かりにくい。
  4. 車椅子専用のスロープの勾配が急だと、雨天時に滑りやすい。
  5. 玄関がタイル張りだと杖がすべる。

回答

ひとつひとつのご意見が、ユニバーサルデザインにとって重要な項目と捉えます。すでに何らかの提案がなされているものもありますが、再度問題點を確認しながら対策を考えたく思います。

2. 暮らしの中で気付いたユニバーサルデザインについて

ご意見No.2-(1)

室內(nèi)において、車椅子の方は注意していても車イスを壁にぶつけてしまうことがある。そこで補修できるよう壁の一部を容易に取り替えられる仕様にした方がよい。また、後方確認のために部屋の必要箇所に鏡を設(shè)置してはどうか。

回答

車椅子を使われる場合には、車椅子が衝突しやすい壁の部分に傷が付きにくい仕上げ材を使う方法を提案させていただいています。たとえば壁の下の部分を木製の仕上げ材を使うとか、車椅子のキャスター部分があたりやすい部分に通常より高い幅木を用いるなどです。また、できる限り廊下のような狹い空間を作らないことによって、車椅子と壁が衝突することがないようなプランも考えられます。今後は、ご提案いただいた「壁の一部の交換性」「鏡を用いた確認のしやすさ」も考慮しながら、より一層車椅子での生活もしやすい設(shè)計を進めたいと考えています。

ご意見No.2-(2)

世代や住宅スタイルに合わせた住宅を造り、年代に応じて転居できるシステムの構(gòu)築が必要なのではないか(現(xiàn)在のUDは全てに中途半端)。

回答

ご意見を頂いたとおり、一つの住宅の作り方で、すべての人に住みやすい、満足の行くご提案は非常に難しいと考えています。そのために大和ハウスでは、総合技術(shù)研究所內(nèi)に生活ソフト研究室を設(shè)置して、いろいろな人の住まい方を研究し、その人に合った設(shè)計提案ができるように開発を進めています。また、當社は、戸建住宅のほかに集合住宅やマンション、あるいは高齢者向けの居住関連施設(shè)なども手がけています。今後はこういったさまざまな事業(yè)活動を通して、ご要望いただいている転居システムなどの仕組みづくりなども考えていけるものと思います。

ご意見No.2-(3)

  • 住宅で使う機械に関して、機能が多すぎるものは(機械に弱い)主婦や高齢者には使いづらい。
  • 程よい高さの上がりかまちは必要(中途半端に段が低いものは気付かず危ない)。

回答

確かに、多機能性を提案するあまりに、使う人によっては不要な機能が付いており、また操作性が悪くなっているというものもあると思います。機器等の機能については、本當に必要なものは何か、お客様の視點に立ってご意見をいただきながら見直して行きたいと考えます。また、上がりかまちの高さについては、最近はバリアフリーの観點から小さくしようという考え方も出ています。この點については、上がり框に関するお客様の意識(本當に不便に感じているか、便利に感じている點はないかなど)や、無理なく昇降できる高さの検証などを含めて、今後検討を進めて行きたいと考えます。

3. フレンドリーデザインにある「美しさ」というキーワードは、お客様にとって魅力的な価値になりうるかどうか

ご意見No.3-(1)

シンプル イズ ベスト。余計な裝飾や機能は不恰好であり、使いやすく清掃や手入れの容易なデザインを追求してほしい(それが美しさにつながる=魅力的)

回答

フレンドリーデザインでは、今回頂いたご意見のとおり、清掃や手入れのしやすさなどの基本的な機能?性能を第一に考え、その上で周囲の住環(huán)境にマッチしたデザイン、個々のお客様の嗜好を考慮したデザインを提案していきたく考えております。また、ひとつのデザインですべての要求を充たすことは難しいと考えており、今後、いろいろなお客様のニーズを確認しながら、商品のデザインバリエーションを追及していきたいと考えています。

ご意見No.3-(2)

手に馴染み、違和感を感じないデザインであること(魅力的な価値)。

回答

「手に馴染み、違和感を感じないデザイン」については、大和ハウスの総合技術(shù)研究所では、商品開発の工程において、人間工學(xué)的な実験検証を行うことにより、人の動作?操作方法に沿った設(shè)計を提案できると考えております。生活する人の住まい方?使い方を科學(xué)することで、より一層魅力的な価値を創(chuàng)造していきたいと考えています。

その他頂いたご意見

ご意見No.3-(3)

メーカーによって使い方が異なるものは使いづらいので業(yè)界で統(tǒng)一してほしい(ex.レバーの蛇口を下げると止まるものと出るものがあるなど)

回答

住宅設(shè)備に関する例で挙げると、水洗金具のレバーハンドルの操作についてはすでに業(yè)界で統(tǒng)一されています。(下げると止まります)今後、このような活動はより一層進んでいくと思われます。大和ハウスも業(yè)界內(nèi)での活動を通じて規(guī)格の統(tǒng)一化等に働きかけていきたいと考えています。

4. その他

ご意見No.4-(1)

老化に住宅を合わせるだけでなく、老化を防ぐ為の機能が必要ではないか?

回答

純粋な意味で生理的な老化を防ぐことは困難ですが、加齢によって低下しやすい筋力や動作能力などを、日常の生活行為?動作のなかで適切な負荷を與えることで、その低下を小さくすることは可能です。大和ハウスは平成18年度より6年間の計畫で、奈良県立醫(yī)科大學(xué) 住居醫(yī)學(xué)講座をサポートしますが、その活動の中で是非ともトライしてみたい課題と考えています。

ご意見No.4-(2)

窓のサッシが清掃しやすいものを提案してほしい。
(網(wǎng)戸や窓など何重にもなっていて掃除しにくい)

回答

サッシには、外部空間と內(nèi)部空間を區(qū)切るほかに、雨水の浸入を防ぐ、外部の音を遮斷するなどさまざまな性能が求められています。そのために下枠の形狀が複雑になり、清掃がしにくいということが考えられます。いろいろな機能や性能を損なわず、かつ清掃がしやすくなるご提案ができるよう是非とも検討を進めたいと考えています。

ご意見No.4-(3)

世代や家族構(gòu)成の違いを意識した商品を提供してほしい。
(全てのお客様が満足できる1棟などありえない)

回答

ご指摘いただいたように、すべてのお客様が満足できる住宅を一棟のモデルに設(shè)計することは非常に難しいと考えています。大和ハウスは総合技術(shù)研究所に生活ソフト研究室を設(shè)けておりますが、この部署ではお客様のライフステージやライフスタイルなどによって、どのような住まい方を望んでおられるかなどを、アンケート調(diào)査等によって研究しています。こういった研究を通して、より多くのお客様の生活スタイルに満足いただける商品のバリエーションを提供していきたいと考えています。

環(huán)境への取り組み

事業(yè)活動における環(huán)境への取り組みについて

商品における環(huán)境への取り組みについて

今後の環(huán)境への取り組みに関するご提案、ご要望

事業(yè)活動における環(huán)境への取り組みについて

1. 廃棄物削減への取り組み

ご意見No.1-(1)

解體したときに廃棄物がなるべく出ないような工夫、リサイクル可能材料を使用しているか?また、廃棄物削減との目標であるが、廃棄物が出ることを前提にするのではなく、土に還る素材を中心にして廃棄物にならないような素材を使用するべきでないか?

回答

廃棄物削減への取り組みは大きな課題として捉えており、リサイクル率の向上および土に還る素材の研究を進めています。 以下には研究や取り組みに攜わる部門より現(xiàn)狀と今後の計畫をご回答いたします。

<総合技術(shù)研究所より>

弊社の環(huán)境改善活動を推進する基本的枠組みを示すため、事業(yè)活動と商品のそれぞれについて、環(huán)境目的と、その環(huán)境目的における管理指標及び中期目標を「環(huán)境行動計畫2005」に定めています。その計畫において、資源循環(huán)という観點から、「分別しやすい工法の開発と建物を解體?廃棄後、リサイクルできる材料を選定する」という目標を掲げています。2005年度実績では、住宅部門の解體において約80%のリサイクル率を達成し、2007年度にはリサイクル率を85%以上とすることを目指しています。次に、リサイクル可能な材料の使用に関してですが、こちらに関しても、現(xiàn)時點で、できる限りリサイクル(サーマル、マテリアル、ケミカルなど)していますが、今後の研究開発により、植物系素材やバイオ系素材などの天然素材の開発を進めていきたいと考えています。

<商品開発部より>

現(xiàn)在でもリサイクル材料、あるいは解體後リサイクルの容易な材料を極力使用するよう心がけていますが、コストを上げず、性能を維持しながら土に還るような天然由來の素材に切替えていくことは非常に困難です。今後も総合技術(shù)研究所における部材の研究開発を進め、安全で地球にやさしい住宅を目指します。

ご意見No.1-(2)

リサイクル率殘り10%のハードルを具體的に開示した方がサプライヤーも協(xié)力しやすくなるのではないか。

回答

<環(huán)境技術(shù)部より>

排出量が多くリサイクル率が目標の90%に達していない「建築系新築」と「住宅系解體」において、今以上にリサイクルを推進していく必要があります。これらリサイクルの推進にあたって、特に解體工事における「石綿含有成形板」のリサイクルが技術(shù)的な課題となっています。

ご意見No.1-(3)

ゼロエミッション100%と記述されているので、サーマルリサイクル後の灰や、燃え殻の処理も含めて取り組んでほしい。→ゼロエミも大切だが、LCAの観點も考慮して環(huán)境負荷を低減してほしい。

回答

<環(huán)境技術(shù)部より>

ゼロエミッションを達成している部門においては、今後はサーマルリサイクルからマテリアルリサイクルへのシフトを図るなど、リサイクルの質(zhì)の向上を新たな目標とし、LCAの観點から環(huán)境負荷の低減に取組んでいきます。

ご意見No.1-(4)

廃棄物については、新築時よりも解體時の方が問題が大きい。解體したときにリサイクルできる部材の比率は把握しているか?

回答

<環(huán)境技術(shù)部より>

「リサイクルできる部材」と「リサイクルしやすい部材」では意味する所が異なります。時間と手間とコストをかけさえすれば現(xiàn)在の技術(shù)でも100%近くリサイクル(サーマルリサイクルを含む)することが可能ですが、それをいかに早く安く簡単にできるような部材や工法を開発できるかが重要と考えております。將來的には家電リサイクル法のように住宅もメーカーが責任を持ってリサイクルする時代がくることを想定し、「解體しやすくリサイクルしやすい家」の開発をすすめていきます。

2. 地球溫暖化防止への取り組み

ご意見No.2-(1)

生産部門のCO2排出量増加の改善をするべき(今後どう改善できるのか、何年計畫かなど)

回答

<生産部より>

生産部門のCO2排出量は2004年度と比較し2005年度は2.9%増加しましたが、2006年度は2004年度以下に削減できる見込みです。自家発電を停止したことにより、A重油の使用量が大幅に減少するのが、主な削減理由です。その他、電著塗料のエコ塗料(攪拌工程を削減できる塗料)への変更、ボイラーへの燃料効率化裝置の取付け、電著燃料のLPGへの切替などの対策を推進しています。今後も、省エネ環(huán)境技術(shù)を積極的に導(dǎo)入し、一層の削減を目指します。

ご意見No.2-(2)

里山保護の視點を大切にして、國産材を利用してほしい。また、材料を調(diào)達する際に、世界や日本の森林資源の保護も考慮して調(diào)達してほしい。

回答

<購買部より>

里山保護の観點から國産材の採用に関する見直しや、床用合板での國産杉間伐材の採用を行なっています。今後は、量的供給や小徑木による欠點等の課題検討を行い、他の木材部位についての活用も見直していきたいと考えています。森林資源も放置していると、資源枯渇?環(huán)境悪化に繋がります。そうした認識に立ち、再生可能な針葉樹の活用や植林に不向きな南洋材からの代替材の検討も行なっていきたいと考えています。

ご意見No.2-(3)

共同輸送を100%実施してほしい。

回答

<生産部より>

調(diào)達物流の共同輸送については、これからも継続して取組んでまいりますが、製品?部材の種類や物量、集荷?配送ルートなどの諸條件によっては、適さない場合もあり、全てを共同輸送化することは難しいところです。しかし、運用方法の見直しを図ることはもちろん、対象となるサプライヤー様にもご協(xié)力いただきながら業(yè)務(wù)改善を行い、車輌臺數(shù)の削減を図り、CO2やNOxの排出量抑制に寄與していきたいと考えています。また、昨年よりグループ會社(ダイワラクダ工業(yè)、大和リース)と、そのサプライヤー様も含めた形での共同輸送も開始しており、今後は大和ハウスグループ全體の取組みとして、更に拡充させていく予定です。

ご意見No.2-(4)

世界、日本の森林資源の保護という意味でも長期的な視野に立った調(diào)達をしてほしい。植林などによる地球溫暖化防止活動はしていないのか。もし、していない場合は住宅産業(yè)は木を使う事業(yè)なので活動を積極的に行ってほしい。また、一人一人の社員が一本の木を植える運動をしてはどうか?

回答

<CSR推進室より>

弊社では、今後「環(huán)境?福祉?教育」をメインテーマとして社會貢獻活動に取り組んでいきたいと考えています。「環(huán)境」の中でも地球溫暖化防止は最も重要なテーマであると捉え、森林保護活動や自然環(huán)境保全活動に積極的に參加していきます。弊社はすでに、全國に山林を保有し森林資源を保護していますが、ご指摘を頂きました様に、植樹による二酸化炭素の排出抑制は非常に大きな効果があります。植樹に関する活動も今後予定をしており、具體的な提案を頂戴いたしましたので、今後の參考にさせて頂きたいと考えています。

ご意見No.2-(5)

里山の保全に力を入れてほしい。

回答

<環(huán)境技術(shù)部より>

今後も継続して周辺の自然環(huán)境と調(diào)和のとれた「環(huán)境共生住宅」の普及に取り組むとともに植林活動にも積極的に參加していきたいと考えています。

3.その他頂いたご意見

ご意見No.3-(1)

PRTR管理は素晴らしいが結(jié)果を用いたコミュニケーションの場を展開してはどうか?各工場や事業(yè)所でもっと積極的に情報開示してほしい。

回答

ステークホルダーの方々とのコミュニケーションは非常に重要なものと考えています。
以下は事業(yè)所などでのコミュニケーションに攜わる部門より現(xiàn)狀と今後の計畫をご回答いたします。

<CSR推進室より>

ご提案いただきました內(nèi)容は、今後のステークホルダーとのコミュニケーション強化の一助として大変ヒントになるご意見と思います。弊社のプレハブ商品は工場で生産された部材を現(xiàn)場で組み立てていく建物ですので、工場における廃棄物?有害化學(xué)物質(zhì)の削減は、省エネルギーに並んで最も重要なテーマです。2005年度は當初の目標を達成することができましたが、今後も、掲げている數(shù)値目標に向けて改善に努め、その結(jié)果をステークホルダーの皆様にご報告させて頂きたいと考えています。

<生産部より>

現(xiàn)在、PRTR(特定化學(xué)物質(zhì)使用量)や排水?大気などの環(huán)境測定結(jié)果は、弊社HPへ、サイトレポートの名稱でWEB版を公開しています。また、工場見學(xué)?工場祭等、近隣住民の方々との地域コミュニケーションの場として、工場を積極的に開放しています。こうした場を利用して工場の活動紹介などを行なっていますが、今後、なお一層環(huán)境への取り組みについて、積極的に紹介できるよう努めます。

ご意見No.3-(2)

CO2の総量の推移を1990年から開示してほしい。

回答

<環(huán)境技術(shù)部より>

正確なデータは、弊社が環(huán)境負荷の削減に自主的に取組み始めた1999年度からしかなく、その後大和団地との合併やCO2排出係數(shù)の見直し、行動計畫対象範囲の変更等を行なっており、単純に比較するのが難しいため掲載していませんでした。ただし、一定條件の下、90年度の排出総量を推定することは可能と考えますので、京都議定書への対応も考慮し、今後公表していくことを検討いたします。

商品における環(huán)境への取り組みについて

1. 地球溫暖化防止

ご意見No.1-(1)

環(huán)境共生住宅(環(huán)境配慮住宅)や風力発電の普及に関して具體的な指標を明確にするべき。

回答

<環(huán)境技術(shù)部より>

環(huán)境共生住宅の普及については2007年度に認定率50%を目標にしています。風力発電についてはまだまだ普及段階にはなく、具體的な目標數(shù)値は設(shè)定できていませんが、自然エネルギーの利用を推進していきます。

2. 長壽命化

ご意見No.2-(1)

リ?ストア、リ?ビルドシステムを一般住宅にも展開してはどうか。

回答

<総合技術(shù)研究所より>

現(xiàn)在、コンビニエンスストアなどの平屋建て小規(guī)模店舗において、試行錯誤しながら要素技術(shù)(屋根?外壁?天井?基礎(chǔ)?間仕切等)の構(gòu)築を行っているところです。一般住宅への展開は現(xiàn)段階としては未定ですが、環(huán)境保全の視點から見て検討する余地のある研究分野であると認識しています。

3. 緑化

ご意見

ご意見?要望等はございませんでした。

今後の環(huán)境への取り組みに関するご提案、ご要望

ご意見No.1

住民に対する環(huán)境教育を視野に入れて欲しい→住宅業(yè)界にしかできないCSR(消費者への教育、どういう暮らしをすれば環(huán)境への負荷を減らせるというようなソフト面での啓蒙などの取り組みをしてほしい)。

回答

ご意見を頂いたとおり、地球溫暖化が進む昨今で環(huán)境活動の啓蒙は非常に重要な取り組みであり、企業(yè)としての姿勢が問われています。そこで弊社は環(huán)境負荷に繋がる商品を開発し、お客様に無理なく環(huán)境負荷低減に取り組んで頂けるよう努めています。以下は開発に攜わる部門より現(xiàn)狀と今後の計畫をご回答いたします。

<商品開発部より>

貴重なご提案ありがとうございます。 住宅メーカーである弊社は、新商品を通じて、お客様に新しいライフスタイルを提案しています。主力商品のxevoにおいては、長壽命?省エネ?太陽光発電などの商品特徴を核に、加えて、緑あふれる外構(gòu)やできるだけエアコンを使わない生活などについても積極的にご提案させていただいています。今後も継続して、お客様に支持される環(huán)境にやさしいライフスタイルを積極的に提案していきたいと考えています。

<総合技術(shù)研究所より>

環(huán)境提案につきましては、太陽光発電システムや高斷熱高気密などハード面での提案が先行しています。ご指摘のソフト面については「分別ゴミストッカー」など過去に提案してきておりますが、まだまだ不十分と認識しています。今後は、昔ながらの知恵の継承など文化的な側(cè)面も視野に入れながら、「地球にやさしいライフスタイル」について一度整理し、住宅メーカーとしてどこまで出來るのか、その可能性を検討していきたいと考えています。

<環(huán)境技術(shù)部より>

総合技術(shù)研究所や商品開発部、事業(yè)推進部と連攜を図りながら、「エコな生活提案」が出來るような商品や技術(shù)を開発していきます。

ご意見No.2

(リーディングカンパニーとして)同業(yè)他社や周辺企業(yè)を巻き込んで環(huán)境への取り組みを進めてほしい。

回答

<環(huán)境技術(shù)部より>

今後は協(xié)力業(yè)者やサプライヤーなどの取引先だけでなく、同業(yè)他社とも協(xié)力しながら業(yè)界をあげての改善に取り組んでいきます。

社會貢獻活動への取り組み

1. 社會が求める社會貢獻活動とは

ご意見No.1-(1)

社會が本當に望んでいるのは、まず、最低限のコンプライアンスを守れる企業(yè)である。稅金、雇用、法令順守にはルールや外部からの監(jiān)視が必要ではないか。

回答

言われるとおり、會社がまず第一に優(yōu)先して取り組まなければならないのは最低限のコンプライアンス(狹義:法令遵守)です。そのためにも當社は、従來の法務(wù)室(現(xiàn)法務(wù)部)とは別に1999年9月に「リスク管理委員會」を立ち上げ、現(xiàn)在ではこれを「內(nèi)部統(tǒng)制システム構(gòu)築の基本方針」に基づき「コンプライアンス?リスク管理委員會」に改組しています。この委員會は管理本部長を委員長とし、大和ハウスグループ全體の法令遵守體制の検討や、リスク管理體制の構(gòu)築?維持?管理の各種活動を行っています。

ご意見No.1-(2)

人権の問題、ジェンダーの問題、それから人種差別の問題など、様々な問題がある。大きな企業(yè)であればある程、これらの問題に対して常に目を向けるべきである。

回答

言われるとおり企業(yè)が大きくなればなるほどこれらの社會的責任は大きくなります。また、サプライチェーンが海外に及べば國內(nèi)とは違った観點での児童労働や差別問題も発生する可能性がでてきます。當社では、1988年に「人権啓発組織設(shè)置規(guī)程」を定めて以來、「人権尊重の企業(yè)風土と職場づくり」という基本方針のもと、全社的な人権啓発活動に取組んでいます。全社員に対する、年二回の研修をはじめ、計畫的?継続的な社內(nèi)研修を通じて社員一人一人の「差別をしない?させない?許さない」意識と行動の醸成に努めています。

ご意見No.1-(3)

時代によって社會が企業(yè)に求めるものは違う。時代の変化と市民のニーズの変化を敏感に感じ取り、考え方を変えていかないと継続的な企業(yè)にはなれない。

回答

言われるとおり、社會が企業(yè)に求めるものは時代によっても違いますし、また國によっても、地域によっても変わってきます。當社では、これらの変化を敏感に感じることが企業(yè)の永続性のためにも必要だと考えています。また、これらの社會の価値観の変化を従業(yè)員にも定著させていくために各事業(yè)所を訪問してCSRの研修も実施しています。

その他頂いたご意見

ご意見No.1-(4)

  1. 利益を出したら社會に一定の寄付などで還元すべきではないか
  2. 企業(yè)が社會にとってプラスな存在だと思わせてほしい

回答

言われるとおり、會社はそれだけで存在できるものではなく、社會から必要とされて始めて存続できるものです。その意味でも社會から得た利益は、さまざまな形(稅金の支払いや地元の人の雇用、またさまざまな社會貢獻や寄附)で還元すべきものです。片や、會社の存続というものを考慮すると、ある程度の內(nèi)部留保も必要です。當社としては、これらのバランスがとても重要だと考えています。また、社會貢獻活動の基本としては事業(yè)活動を通じたさまざまな活動を基本としておりますが寄附に関して言えば、社員の募金活動參加システムとして、給與から天引きされる「エンドレス?ハート募金システム」を?qū)毪贰⒆匀粸?zāi)害への寄付にはマッチングギフト制度を?qū)g施しています。また、2006年4月には全國109の事業(yè)所で「社會貢獻推進委員」を選任し、各事業(yè)所において地域に密著した社會貢獻活動を行っています。當社は今後も社會貢獻活動の推進に取り組んでおり、活動のPRにも一層注力していきたいと考えます。

2. 現(xiàn)狀の大和ハウスグループの社會貢獻活動をどう評価するか

ご意見No.2-(1)

震災(zāi)時の住宅提供は良い事なので今後も継続して続けてほしい。また今後はお金だけでなく現(xiàn)物と人材、知恵の提供をお願いしたい。その際に寄付や物資が現(xiàn)地で行き渡っているかを最後まで確認してほしい。

回答

震災(zāi)時の仮設(shè)住宅については、今後とも継続していきたいと考えています。また、社會貢獻活動の種類(お金だけでなく人材?知恵など)については、ご期待は十分理解できますし、そのようにありたいとも考えています。

ご意見No.2-(2)

ボランティア休暇制度があることはすごく良いこと。ただし、(制度を作るだけではなく)どれだけ活用されているかがポイントであり、どう推進していく計畫なのか?

回答

當社では2005年4月より、社員が一社會人として社會貢獻を行う際の支援として、また有給休暇を減らすことなくボランティア活動に取り組める休暇制度を設(shè)けています。これにより2005年度は年間延べ506日間のボランティア休暇の取得がありました。ただ、できたばかりの制度ということもあり、全社員の人數(shù)から比べるとまだまだ取得率が低いのが現(xiàn)狀です。各事業(yè)所では社會貢獻推進委員を設(shè)けていますので、この委員を中心に年間2回の社會貢獻活動の実施を目標としています。これらの活動を全社員が參加しやすいものにすることによりボランティア休暇の実績も高めていきたいと考えています。

ご意見No.2-(3)

CSRレポートなどの媒體で「社員の社會貢獻活動」を紹介しているが、実績だけではなく、実際に參加した社員の感想などの「生の聲」を掲載してはどうか?

回答

CSRレポート2006年度版では、編集日程の都合により社會貢獻活動に関し、社員の生の聲を掲載できませんでした。2007年度版では、全國各事業(yè)所で実施している社會貢獻活動への取組みの現(xiàn)場取材を行い、実際に活動に參加した社員からのコメントや、活動実績の紹介をしたいと考えています。

その他頂いたご意見

ご意見No.2-(4)

  • 「エンドレス募金」など、単発ではなくずっと続けられる仕組みは素晴しい。
  • 日本全體が世界の人たちの協(xié)力によって繁栄しているのだからもっと世界に目を向けてグローバルな視點を持ってほしい。
  • 教育を受講するだけの「セミナー式」で學(xué)ぶのではなく、実際に現(xiàn)場を通じて學(xué)ぶ方が企業(yè)に良い形で反映されるのではないか。企業(yè)人としてだけでなく、一社會人として成長することが必要ではないか。
  • 「事務(wù)所周辺を掃除した」などは當たり前のことで、公開の必要性が低いのでは。

回答

グローバルな視點については、今後の課題として認識をさせて頂きます。また、現(xiàn)場を通じて學(xué)ぶ考えが重要であるとのご指摘は、當社の昔からの基本姿勢であり全く異論はありません。事業(yè)所周辺の清掃活動は、今後とも引き続き実施していきますが、開示手段について再検討します。今後の社會貢獻活動は「環(huán)境?福祉?教育」の三分野をメインとして、當社の技術(shù)やノウハウを活かして地域のニーズに応えられる社會貢獻活動、そして參加した社員の自己成長の一助となるような活動を目指していきます。

3. 大和ハウスグループは今後どのような社會貢獻活動をするべきか

ご意見No.3-(1)

社會で今、何が必要とされているのだろうということをNPOと情報交換していただきたい(NPOは企業(yè)、行政ができない部分を擔っている)。NPOと協(xié)働、共存することで必要な部分が見えてくる。

回答

今後は、社會や地域のニーズを取り入れた社會貢獻活動の強化に向けて、NPOの方々との情報交換にも努めていきます。その中で、當社の技術(shù)やノウハウを活かした社會貢獻活動を目指して、NPOの方々との協(xié)働活動にも取り組んでいきたいと思います。

ご意見No.3-(2)

障がい者や高齢者施設(shè)、被災(zāi)地に生きる人々の姿を?qū)g際に見て欲しい。その現(xiàn)場からの聲、現(xiàn)場での要望、経験をCSRレポートなどに掲載し、社會に伝えてほしい。

回答

當社では、シルバーエイジ研究所を核として醫(yī)療?介護施設(shè)を提案し、豊富な施工実績と経験を積み重ねてきました。今後は全國で約1,500ヶ所の醫(yī)療?介護施設(shè)でのニーズを取り入れ、お応え出來るような社會貢獻活動を目指していきます。

ご意見No.3-(3)

社員全體が社會貢獻活動を意識すべきであり、意識できる職場環(huán)境を作る努力が必要である。今後、それを推進する計畫を公開してほしい。

回答

當社では、2006年4月に全國の事業(yè)所で「社會貢獻活動推進委員」を選任しました。これは各事業(yè)所単位の取組みや、社員個人のボランティア活動が積極的に行えるようにすることを、大きな目的としています。また、併せて個人レベルのボランティア活動を推進するために、ボランティア情報システム(Dボランティア)を?qū)毪贰ⅴ堀楗螗匹%⒒顒婴吻閳蠼粨Qに努めています。なお、計畫の公開方法については、検討課題とさせていただきます。

その他頂いたご意見

ご意見No.3-(4)

  • メンタルヘルスケアも大切。
  • 女性社員の起用について、「WAVE はあとプロジェクト」という新しい試みもしているが、まだまだ管理職比率が1%と低い。
  • 地域の人々に貢獻する、地域貢獻という考えがあってもいいのではないか。

回答

  • 當社グループの健康保険組合では、イントラ上に職業(yè)性ストレス簡易評価ホームページなど、メンタルヘルスに関するホームページを掲載しています。また、心と健康の悩みを相談できる24時間電話相談窓口を開設(shè)すると共に、全國のカウンセラーとも提攜しています。これら実施狀況の情報公開については、今後の検討課題とさせて頂きます。
  • 言われるとおり、管理職比率はまだまだ低い狀況です。この課題に関しては、當社では、女性が活躍する會社を目指して「ポジティブアクションケースブック」を作成するなどし、社員の意識改革に取り組んでいます。能力のある女性社員には、積極的な昇格を目指し女性管理職?女性役員への登用を推進していく方針です。
  • 言われるとおり、社會貢獻活動やボランティア活動は、地域に密著したものが基本になると考えています。呼稱は別の問題としても當社は、今後とも社會や地域のニーズに応える社會貢獻活動の強化を目指していきます。

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第3回:「社會に支持される會社を目指して」

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