平成18年8月30日
報道関係各位
○高性能?高耐久外壁、太陽光発電システムを標準裝備
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大和ハウス工業株式會社(本社:大阪市、社長:村上健治)は、平成18年9月1日より、當社が25年ぶりに開発した新工法を採用した軽量鉄骨造2階建戸建住宅「xevo(ジーヴォ)」を発売します。
「xevo」は、鉄骨系戸建住宅において25年ぶりに開発した新工法を採用した新ブランド商品であり、今後の基幹商品と位置付けられるものです。
「xevo」では、耐久性と省エネルギー性に優れた當社獨自のオリジナル外壁システム「外張り斷熱通気外壁」を標準裝備。さらに、長期間美観を維持する外壁塗裝「XEコート(ジーコート)」や省エネ効果の高い「太陽光発電システム」を採用することにより、ワンランク上の省エネ高耐久を実現、建築後に住まいにかかる費用「ライフサイクルコスト」を低減出來る付加価値の高い住宅です。
また、新たな工法では耐力壁※1の強度を、既存の工法と比較して約1.3倍(當社比)に引き上げました。そのため、住宅全體に必要な耐力壁の數を削減することが可能となり、內柱の位置についても自由度が増しました。結果、「xevo」では大空間や大開口の設定が可能となり、それによる新たな生活シーンを提案しています。
※1耐力壁:地震や風などの水平力を受け止める構造壁
<ポイント>
■コンセプト
「xevo」の商品コンセプトは“つながり”
■商品特長
1.ワンランク上の省エネ高耐久により「ライフサイクルコスト」を低減
2.強度を維持したまま、大空間?大開口を実現
3.実大震動実験で耐震?制震性能を実証
■コンセプト
「xevo」の商品コンセプトは“つながり”
■商品特長
1.ワンランク上の省エネ高耐久により「ライフサイクルコスト」を低減
2.強度を維持したまま、大空間?大開口を実現
3.実大震動実験で耐震?制震性能を実証
■ 商品コンセプト
「xevo」の商品コンセプトは“つながり”です。
?人」「自然」?街」とのつながりを大切にしながら、美しい環境を?次世代?へとつなげていく心地よい住まい?暮らしを提案します。
?人」「自然」?街」とのつながりを大切にしながら、美しい環境を?次世代?へとつなげていく心地よい住まい?暮らしを提案します。
- 「人」とのつながり
空間を見渡せるキッチン、パソコンコーナー、軒の深いテラスなどにより、家族が気配を感じ合いながら緩やかにつながる空間、友人と楽しく過ごせる空間を提案します。 - ?自然」とのつながり
ガラスのバルコニー(スクリーンバルコニー)、レール段差の無いサッシ(フラットスルーウインドウ)、天井一杯までのサッシ(ハイサッシ)などにより、光、風、緑を室內に採りこみ、四季折々の変化を愉しむ心地よい暮らしを提案します。
- 「街」とのつながり
個性的でありながら落ち著きのある外観デザインで街並みとの調和した住まいを、また前庭を大切にすることで景観、環境に配慮した住まいを提案します。 - 「次世代?とのつながり
高い斷熱性、高い耐久性、太陽光発電システムの搭載により、消費エネルギーを削減し美しい環境を次世代へとつなげていきます。
■ 商品特長
- ワンランク上の省エネ高耐久によりライフサイクルコストを低減
「外張り斷熱通気外壁」?「XEコート」?「太陽光発電システム」など、高性能仕様を採用することにより、ランニングコスト、メンテナンスコストなど、住宅を建てた後で発生する「ライフサイクルコスト」を低減しています。
(1) 斷熱性能と耐久性に優れた「外張り斷熱通気外壁」を標準採用
昨年8月に発売した中高級商品「センテナリアン 健康百彩」に採用した高性能外壁「外張り斷熱通気外壁(當社名:セラプラスシステムウォール)」を標準採用しました。
「外張り斷熱通気外壁」では、構造軀體の外側にも斷熱層を設け、鉄部のヒートブリッジ(熱橋)を防止し、更に通気層を外壁の壁體內に設けることで內部結露を防ぎ、斷熱性?耐久性を向上させる特長があります。
① ランニングコストを低減する、高い斷熱性能
高性能グラスウール(16kg品または20kg品)を充填した上に、さらに當社オリジナルの高密度グラスウールボード(140kg品)を貼ることで、高い斷熱性能を実現しました。年間の冷暖房費は新省エネルギー基準の住宅と比較し、約1/3※2になります。
Ⅲ地域仕様(北信越等) Ⅳ地域仕様(東京?大阪等) K値※3 K=0.39(W/㎡K) K=0.50(W/㎡K) Q値※4 Q=2.11(W/㎡K) Q=2.23(W/㎡K)
※2 冷暖房費は一般的な熱計算ソフトによると
?新省エネルギー仕様 : 約235,000円/年 ?「xevo」 : 約 83,000円/年
※3 K値:外壁の斷熱性能を示す(熱貫流率)。値が小さいほど斷熱性能が高い
※4 Q値:建物全體の斷熱性能を示す(熱損失係數)。値が小さいほど斷熱性能が高い
② 通気層、二重止水による防露性の向上
透濕防水シートを貼ったグラスウールボードは、水をシャットアウトし水蒸気を透過するという防水性、透濕性の高い斷熱材です。萬が一、室內側から壁に入った水蒸気はグラスウールボードを透過して通気層に排出され、空気の流れに沿って屋外に排出され、壁體內結露の発生を抑制します。また外壁ジョイント部には、外壁面材側に一次防水、通気層側に二次防水の二重の止水処理で、建物への雨水の浸入を防ぎます。
(2) 外壁塗裝は、高い耐久性を誇る「XEコート(ジーコート)」を標準採用
外壁には、耐久性の高い無機系塗裝「XEコート」を標準採用することによって、メンテナンスコストを低減しました。耐候性、耐汚染性に優れる「XEコート」は業界トップクラスの外壁塗裝仕様で、長期間美しさを保ち、「外張り斷熱通気外壁」と合わせて、住宅の耐久性能を向上させています。 當社シミュレーションシステムによる建築後30年間にかかるメンテナンス費用
(外壁塗裝、防水など)の目安は、一般的な住宅と比較して約240萬円削減できます。
(3) 太陽光発電システムを標準採用
積極的な省エネルギー対策?環境対策として、太陽光発電システムを標準採用しました。同システム約3Kwを搭載することによって年間光熱費の約30%、約77,000円※5を削減することができます。また、CO2の発生も年間1,180kg-CO2削減、これは毎年72本の植樹を行うことに等しい量となります。
太陽光発電システムで攻めの省エネを、「外張り斷熱通気外壁」で守りの省エネを行う、“攻めと守りのバランス省エネ”を行います。
※5 當社エネルギーシミュレーションによる値で、建設地、建物形狀等により異なります。
(本數値は約140㎡程度の住宅を想定した場合の試算値) - 強度を維持したまま、大空間?大開口を実現
「xevo」では、耐力壁の個々の強度を、既存の工法と比較して 約1.3倍(當社比)に引き上げました。そのため、住宅全體に必要な耐力壁の數を2割程度削減することが可能となり、內柱の位置についても自由度が増しました。
結果、大空間や大開口の設定が可能となり、それによる新たな生活シーンを提案しています。
(1) 間仕切りの少ない大空間の実現
従來、間仕切り壁として配置が必要だった耐力壁が削減されることで、リビングなどを間仕切りの少ない大空間とすることが可能となりました。
また、移動させることができない、室內の耐力壁が削減されることで、將來、間取りの変更も行いやすくなります。
(2) リビングからテラスにつながる大開口の提案
耐力壁を削減することによって、より大きな窓を設けることができます。また、 掃出窓の下は段差の無いフラットスルーウインドウとし、サッシの高さも約2m40㎝に設定、最大幅約4m55㎝の軒下空間を設定することが可能となりました。
屋內外が“つながる”ことにより、友人を招いてのホームパーティーなど、多彩な生活シーンを楽しむことができます。 - 実大震動実験で耐震?制震性能を実証
平成18年6月22日から29日の8日間にわたり、「獨立行政法人防災科學技術研究所 兵庫耐震工學研究センター」內の、世界最大を誇る実大三次元震動破壊実験施設(愛稱:E-ディフェンス)において、新工法で建築した耐震住宅、制震住宅の2棟について、同時に実大震動実験を行いました。その結果、応答変位で業界1位、その他多くの性能値でも業界最高水準(當社調べ)の成果を得ました。 - 制震裝置の採用
當社では、戸建住宅用の制震裝置を開発、「xevo」よりオプションとして設定します。制震裝置を室內の耐力壁として2箇所に採用することにより、地震時の建物の変形量を20%~50%低減します。構造軀體へのダメージを抑える他、外裝?內裝の損傷も減少させます。
■ 商品概要
名稱 | 「xevo(ジーヴォ)」 |
発売日 | 平成18年9月1日 |
販売地域 | 北海道?沖縄を除く全國 |
販売目標 | 平成18年度(平成19年3月末まで) : 4,800戸/7ヶ月 |
平成19年度 : 12,000戸/年 | |
プラン | 自由設計 |
構 造 | 工業化住宅 軽量鉄骨造 |
「xevo(ジーヴォ)」の商品紹介ページはこちら http://www.xevo.jp/
以上