玄関ドア
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玄関ドアの名稱
- ■親子タイプの場合(室外側から見た図)
- ■袖無タイプの場合(室內側から見た図)
- 1ガードロック
ドアを一定のすき間以上開けない働きをします。
※ガードロック機構の有無は機種により異なります。- 2把手(ハンドル)
把手には色々なタイプがあり、それぞれに異なった操作方法があります。
- 3主錠?補助錠
錠が2つ付いている商品があります。外出?就寢時は錠を両方ともかけてください。風の強いときはドアを閉めて、必ず錠をかけてください。
鎌付き錠
※上下逆の場合もあります。
- 4錠受
- 5フランス落とし
- 6ドアクローザ
ドアをゆっくり閉じる働きをします。
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使用上のご注意
ドアの表面やハンドル等で、特にブラック、ブラウン等の色の濃い商品ほど、表面溫度が上昇しますので直射日光が強い時間帯は、開閉の際は十分ご注意ください。
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ガードロックの操作
ドア內側のサムターンを操作するだけで、ドアガード?防犯チェーンと同じ働きをする二重機能付のガード機構です。サムターンを45度回すとガードロックし、90度で施錠。(ドア側にシールが貼ってあります)
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ドアガードの操作
【かけ方】
ドアを閉め、ドアガード本體金具を、受け金具側へ回転させてください。
【はずし方】
ドアを閉め、ドアガード本體金具を、受け金具側と逆側へ回転させてください。
親子玄関ドア用
ドアガードを使用しない時
半開き、固定時
片開き玄関ドア用
ドアガードを使用しない時
ドアガードを使用する時
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錠受の調整
ロックのラッチボルトがかからないときは、錠受取付ネジを少しゆるめ、錠受をスライドさせ調整します。調整後しっかりとしめてください。図のように調整ネジで錠受內箱が動くタイプもあります。
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子扉開閉方法(フランス落としの機能)
ドアには子扉が付いたタイプがあり、子扉を開くことにより、より大きな開口ができ大きな荷物の出し入れ等に便利です。子扉の開閉は子扉側面上、下部にあるフランス落としを引きだすように上下させて行います。
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ドアクローザの調整(ドアの閉じ速度)
ドアの閉じ速度は、ドアクローザの調整弁を回すことで調整できます。調整には第1速度區間の調整と第2速度區間の調整があります。調整弁を回しすぎますと油漏れする場合があります。回し過ぎにご注意ください。
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玄関ドアのお手入れ
表面についた汚れを早めに落とすことが腐食から守り、美しさを長く保つ最良の方法です。汚れは軽いうちに清掃すると簡単に済み、ちょっとした日常の汚れならぞうきんで軽く拭くだけで済みます。さらに年2?3回、定期的な水拭きをすることで商品の壽命を延ばすことができます。
- 1まず、水洗いにより、塵汚れなどを洗い落としてください。※清掃はアルミの筋目方向にそって行うときれいになります。清掃時、電気錠等電裝部品に水がかからないようにご注意ください。水がかかると漏電のおそれがあります。
- 2表面の汚れを除去し、柔らかな布、スポンジで充分に水拭きをしてください。金屬タワシや毛の硬いカメノコタワシなどは、絶対に使用しないでください。
- 3水拭きで落ちない汚れは、中性洗剤(1?2%水溶液)で軽く洗い流してください。シンナー等の溶剤系は使用しないでください。
- ■アルミホワイト商品の場合は柔らかい布、又はティッシュペーパーにクレンザーをつけて水で濡らし、汚れが落ちるまで軽く均一に拭いてください。
- ■スチール?ステンレス商品の場合は、中性洗剤で拭いてください。シンナー系溶剤は使用しないでください。
- ■樹脂商品の場合は、中性洗剤で落ちない汚れやスリキズ等はコンパウンドで取り除き、ワックスで仕上げてください。コンパウンド、ワックスは市販の車両用をご使用ください。また、ドアの色に近い色をお選びください。シンナー?ベンジン?アセトン?ケトン等の溶剤は使用しないでください。また、塩素系薬品(漂白剤、カビ取り剤等)は絶対に使用しないでください。
- 4最後に乾いた布で、水分を拭き取ってください。
※水溶性中性洗剤を使用した後は充分に水洗いを行い、乾いた布で水分を拭き取ってください。
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鋼板製品の場合:鋼板製品の敵は腐食です。
鋼板には腐食に弱い性質があるため、表面についた汚れは早めに落とすように心がけましょう。また、鋼板は水を嫌うため水洗いはなるべく避けてください。洗剤は、表面の塗裝を傷めることがあります。汚れがひどく、どうしても水洗いが必要な場合は、柔らかい布を使ってください。水拭きの後は乾いた布で、充分に水分を拭き取ってください。
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鋼板製品の場合:萬一、サビが発生したら…。
目の細かい紙ヤスリなどでサビを完全に落とした後、市販のスプレー式透明ラッカーを吹きつけてください。
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アルミ製品の場合:お掃除はできるだけまめにしましょう。
アルミは比較的腐蝕しにくい材質ですが、それでも砂、ほこり、塩分、また洗剤、ペットの尿などの酸、アルカリなどがついたまま長い間放置しておくと、空気中の濕気や雨水の影響を受けて、腐食が発生する原因になります。
【清掃の頻度】
海岸地帯………………………… 1?4回/年
工業地帯………………………… 1?3回/年
市街地………………………… 0.5?2回/年
田園地帯……………………… 0.5?1回/年 -
アルミ製品の場合:汚れが軽い場合は。
水で濡らしたぞうきんで汚れを拭き取り、乾拭きをします。
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アルミ製品の場合:汚れがひどい場合は。
- 1まず水で濡らしたぞうきんで全體を拭き、表面についたほこり、砂などを取り除きます。
- 2とくに汚れがひどい場合は、中性洗剤をうすめた液で汚れを落とし、その後洗剤が殘らないようによく拭き取ってください。
- 3最後に全體を乾拭きします。
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アルミ製品の場合:金屬タワシは使用しないでください。
アルミニウムの表面は傷つきやすいので、お掃除の際には柔らかいスポンジや布などを使い、金屬タワシや金ベラはさけてください。また洗剤は、かならず中性洗剤をご使用ください。中性洗剤では取れない場合は、アルコールかベンジンを布にしみ込ませて拭いてください。
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アルミ製品の場合:萬一、サビが発生したら…。
サビに気づいたら、すぐにお手入れをしましょう。まず中性洗剤をつけたナイロンやタワシ、または目の細かい紙ヤスリで軽くこすり、サビや汚れを取り除きます。その後、水拭きし、塗料のはげた部分にスプレー塗料を吹きつけてください。
錠?把手?引手
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鍵(ディンプルキー)に水分?チリ?ホコリ等が付著した狀態でのご使用はおやめください。
本シリンダー(鍵穴)は、極めて精密にできています。作動不良の原因となりますので、キー(ディンプルキー)に付著した水分?チリ?ホコリ等を乾いた布等で十分拭き取ってからご使用ください。
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キーの抜き差し時のご注意
本シリンダー(鍵穴)は鍵を抜く位置で回転が止まる機能はありません。鍵を抜くときは鍵がヨコ(水平)になる位置まで戻して抜いてください。抜きにくい場合は、抜く力を軽く加えながら鍵を少し左右に回転させて鍵がヨコ(水平)になるようにしてください。本シリンダー(鍵穴)は一般の鍵より抜き差しが硬く感じる場合がありますが、ピッキングしにくいように極めて精密な構造になっているためであり、不具合ではありません。
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シリンダー(鍵穴)の抜き差し?回転がスムーズでない、または重い時
キー(鍵)のディンプル(くぼみ)部分に鉛筆(先端の黒芯)をすり付け、そのキー(鍵)をシリンダー(鍵穴)に挿入して數回抜き差し?回転を行ってください。また、一度でスムーズにならない場合は同じ方法を繰り返してください。その際、鉛筆の芯をシリンダー內(鍵穴內)に直接いれないでください。シリンダー內(鍵穴內)でひっかかり作動不良の原因となります。キー(鍵)の抜き差し?回転がスムーズになりましたら、キー(鍵)に付著している黒い粉を乾いた布等でふき取ってください。付著したまま使用されると、衣服等を汚す場合があります。
鉛筆の芯をシリンダー內(鍵穴內)に直接入れないでください。鉛筆(HB/B/2B程度)
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シリンダー(鍵穴)の清掃について
鍵穴のゴミやホコリはパソコンキーボード用のエアダスター等を使用し、吐き出してください。掃除機で吸い出す方法もあります。シリンダー(鍵穴)には注油しないでください。油がホコリを呼び動きを悪くします。
CRC、マシン油等厳禁!
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キー(鍵)にゴミが溜まったら。
キー(鍵)のディンプル(くぼみ)部のゴミを使い古しの歯ブラシ等で掃き出した後、乾いた布等で十分ふき取ってからご使用ください。金たわしやクレンザー等の洗剤は使用しないでください。
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ディンプルキーのスペアキーが必要なときには…
當社ダイワハウスサポートデスクへご連絡ください。
ダイワハウスサポートデスク(24時間365日受付) 0120-810-641
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電気錠システムを…ご使用の場合。
発信機(機種によっては受信部にも)に內蔵された電池の壽命は通常のご使用で約1年です。取り替え時期がきたら、新しい電池と交換をお願いします。
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把手のお手入れ
- 1中性洗剤を使用し、水拭きをします。
- 2水拭きをします。
- 3から拭きをします
汚れの程度によりお手入れ方法が異なってきます。
- 軽い汚れのお手入れ(定期的な掃除)…3
- 風雨のかかった後のお手入れ……………2?3
- 水拭きでは落ちない汚れのお手入れ……1?2?3
酸?アルカリ?塩素系などの化學薬品で洗浄しないでください。錠や把手にサビや変色が発生する恐れがあります。