災(zāi)害時に備えて
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臺風や地震、火災(zāi)などの災(zāi)害は、「忘れたころにやって來る」。
直接の被害はもちろんですが、ガスや電気を使用する現(xiàn)代のライフスタイルでは、二次災(zāi)害の恐れもあります。
普段から、不測の事態(tài)に対処する準備をお忘れなく。
災(zāi)害から住まいと生命を守るために「備えあれば憂いなし」です。
災(zāi)害時に備えて
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もし、災(zāi)害に遭ってしまったら、被害狀況のご確認を。
まず被害狀況をチェック。建物が傷んでいないかを點検し、電線の異常にも注意して何かあったらすぐ電力會社へ連絡(luò)してください。そして、保険の申請のために災(zāi)害の狀況寫真を詳細に撮影しておいてください。また、萬一のために、日頃から保険証と保険関係の更新手続きを十分確認し、保険の証書は大切に保管しておいてください。
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臺風の被害を、最小限にとどめるために
【臺風接近!臺風情報に注意して対応しましょう。】
どんな進路を取るのか、どれくらいの規(guī)模なのか…。臺風情勢は刻々と変化するもの。テレビやラジオの情報を常にチェック。床下?床上浸水のおそれがある場合は、ガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを切ってください。
【臺風のパワーに負けないように、戸締まり?補強もしっかりと。】
臺風の怖さは、強風により直接建物が被害を受けるよりも、よそから飛んでくる木片や瓦の破片などによって外壁や屋根、窓ガラスが破損することです。庭やベランダなどの屋外は、強風で物が散亂しないよう片付け、植木に支柱をたてておきましょう。バルコニーの排水口はつまりがないか點検を。また、雨戸を閉めてしっかりと施錠、窓にはクレセント錠をかけてください。雨戸がついていない場合はテープや板などで補強し、ガラスが割れたり、その破片が飛び散らないように。
【激しい雷には、アンテナ線や差込みプラグを抜いて対応。】
家の近くで落雷があった時、電圧が一時的に変わって微電流を使った機器を傷める場合があります。テレビからアンテナ線をはずし、給湯機や暖房便座などは差込みプラグを抜いておきましょう。
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地震による被害の予防とその対策
【家具の前倒れや落下物を予防するように、普段から注意。】
振動による落下物は、物自體の損傷はもちろん、下にいる人へも被害を與えます。重い物を不安定においたり、家具の上に物を乗せないように心掛けてください。また、激しい揺れが起こると家具が倒れることもありますので、家具をL字金具で壁面に固定しておくといいでしょう。
【落下物を避けて身を守りましょう。】
あわてて外に飛び出さないで、地震が完全におさまるまで座布団やクッションなどで身を保護し、機やテーブルの下に入って身を守りましょう。その際、機の腳を動かないようにしっかりと握っておきます。
【「地震発生!」。火の始末は、家族で分擔。】
地震に伴う火事の被害はとても大きいものです。グラッと來たら、まず火の始末。コンロの火は誰、ストーブは誰、お風呂の火は誰…と、あらかじめ家族で分擔しましょう。
【行方不明にならないように「何かあったら、ここに集合」。】
避難場所には家族で移動することができれば一番いいのだけれど、家族がバラバラな時に地震が起こることもあります。また、逃げる時は街が混亂していて迷子になる可能性も…。後で家族を探しまわらなくても良いように、どこに避難するか、どこに集合するかを決めておきましょう。
【誰が何を持ち出すか決めておくと、慌てなくてすみますね。】
非常事態(tài)にアタマが混亂してしまって、大切なものを家に置いたまま避難…。そんな失敗をしないように、誰が何を持ちだすかも日頃から決めておきたいこと。おばあちゃんや小さい子どもなどは、それぞれの體力に応じた分擔を心掛けてください。
【避難場所へは広い所を通って移動】
家から出て緊急時避難場所へ移動する場合は、倒壊の危険があるブロック塀のそばや狹い道路は避け、なるべく広い道を選ぶこと。電柱が倒れてくる場合があります。頭をしっかりガードしながら、狀況判斷を的確に。
【水と食べ物は「3日分」が基本。】
地震に備える非常用食糧及び水は、復(fù)舊作業(yè)が遅れた場合も考えて3日分を用意するのが目安です。また、日頃服用している醫(yī)薬品や、乳児がいるご家庭では赤ちゃんのミルクなどもお忘れなく。十分な備えが大切ですが、あまり量が多いと避難の妨げになることもあります。持ち出す荷物は、男性で15キロ以下、女性で10キロ以下におさえましょう。
【避難する時の服裝は、安全で活動的なものを。】
避難所までの道のりは、必ずしも安全ではありません。電柱が倒れてきたり、瓦や塀が崩れたり…。様々な危険から身を守るために、長袖の上著、長ズボン、運動靴、軍手に帽子やヘルメットなどを著用しましょう。また、両手を自由に使えるように、カバンはリュックをお薦めします。
【もしもの場合にはこれが必要です!】
リュックサックに詰めて、いざという時に持ち出しやすい場所に準備しましょう。
- ■食糧(保存がきいてすぐ食べられるもの、カロリーが高いものを。)
- ■水(一人1日3リットル、3日で9リットルが目安。)
- ■トランジスタラジオ(予備の乾電池も確保。)
- ■懐中電燈
- ■醫(yī)薬品(日頃服用している薬もお忘れなく。)
- ■現(xiàn)金(小銭も多めに用意。)
- ■印鑑?預(yù)金通帳
- ■手袋
- ■ろうそく
- ■マッチ
- ■タオル
- ■下著
- ■はさみ
- ■缶切り
- ■ロープ
【3階建ての避難はしご使用方法は…】
- 1吊り下げ金具を窓枠にかける
突子が壁側(cè)になるように吊り下げてください。
- 2安全ピン(バンド止め金具)を引き抜く
真下に人がいないか確かめてから、安全ピンを引き抜いてバンド止め金具をはずします。
- ※降りるときは橫さんを握り、體をはしごに密著させるようにして降りてください。
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火災(zāi)発生を事前に防ぎ、すみやかに対処
【防火のために、火の元チェック】
火は日常生活に欠かせないもの。けれども、ちょっとした油斷が大きな災(zāi)害につながることもあります。火の取扱いに気をつけて、とにかく火事を出さないように注意しましょう。
〈ガスコンロ〉
- ■使用中に電話や來客などで火のそばを離れる場合には、必ず火を消す。
- ■ガスコンロの周囲に燃えやすいものを置かない。
- ■ゴムホースからのガスもれがないよう點検し、ホースバンドでしっかり固定する。
- ■使用しないガスコックは必ずキャップを。
〈ストーブ〉
- ■人の邪魔にならない場所に置く。
- ■カーテンや障子など、燃えやすいものをそばに置かない。
- ■石油ストーブの場合、石油をこぼさないように給油。こぼれた油は完全に拭き取る。
- ■外出時、就寢時には、必ず消したか確認する。
- ■新しい機器を使う場合は必ず説明書を読み、あやまった使い方をしない。
- ※結(jié)露の防止対策、室內(nèi)の空気環(huán)境の保持のため、ファンヒーターのご使用はなるべく控えてください。
〈家電製品〉
- ■アイロンやドライヤーなどは子どもにさわらせないように。
- ■アイロンのそばを離れる時は、必ずコンセントを抜く。
- ■アイロンかけをする時は、必ずアイロン臺を使用。不安定な場所で使用しない。
- ■アイロンを収納する時には、溫度が下がったことを確認する。
- ■タコ足配線は電気火災(zāi)の原因のひとつ。絶対にやめる。
〈放火〉
- ■ゴミは指定日に必ず出し、燃えやすいものを家の周囲に置かない。
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初期消火の3つの方法
どんなに大きな火災(zāi)も、最初は小さな火が原因。早く消し止めることが大きな災(zāi)害を防ぐことにつながります。初期消火の要は、消防車が來るまでの數(shù)分間。冷靜に、そして素早く、火の狀況に応じた消火を行ってください。
もっとも、この最大風速という考え方は、臺風の中心付近の10分間の風速の平均値。ですから、瞬間最大風速ともなると、最大風速の1.5?2倍にもなります。最大風速30mの場合だと、瞬間的に風速50m以上になることも…。風速50mといえば、時速180km。新幹線の速さに近い風が吹く狀況も珍しくありません。「並の臺風」と言えども、決してあなどれません。【除去消火】
出火場所から可燃物を取り除く方法。まず、ガスの元栓を閉め、電源を切ってから火を消します。
【窒息消火】
空気を遮斷して消火する方法。ふきんやタオル、シーツなどを水でぬらして火の上からかける、または毛布、布団などをかぶせて上から水をかけます。
【冷卻消火】
水をかけて熱を下げる方法。巨大な炎を吹き上げていても、その原因は小さな焼け焦げだったりします。火元に水をかけたり、油鍋に火が移った場合は水分を含む野菜を入れて鎮(zhèn)火する方法もあります。
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火災(zāi)に応じて消火器の色いろいろ
初期消火の決め手になる消火器。火災(zāi)の種類に応じて3つのタイプがあります。
【白(またはA)】普通火災(zāi)。木や布などの火災(zāi)用。
【黃(またはB)】油火災(zāi)。燈油やガソリン、樹脂などの火災(zāi)用。
【青(またはC)】電気火災(zāi)。電気設(shè)備、電気機械などの火災(zāi)用。
消火器は説明書をよく読んで使い方を把握し、直射日光や濕気を避けてください。また、5年ごとに點検や詰め替えを行いましょう。
- ※白?黃?青3つすべての表示のあるものは萬能タイプ。最近ではこちらの方が一般的です。
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消火器の使い方
- 1安全栓を引き抜く
- 2ホースをはずす
- 3ホースの先を火元に向ける。粉末タイプの場合は炎ではなく火元をねらう。強化液タイプでは、炎の上にかける。
- 4レバーを強く握る。放射時間は約7?20秒である。
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火災(zāi)が起きたら119番。場所や狀況はハッキリ伝える
火災(zāi)を発見したら、すぐに大聲で周囲の人に知らせます。消防署への通報も、冷靜?的確に、素早く行ってください。火災(zāi)現(xiàn)場の正確な位置、火災(zāi)の規(guī)模やケガ人の有無を、ハッキリと伝えましょう。
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もし、出火したら…
【床面が燃えている時】
方法1
粉末消火器で火を消す場合は、手前から火元に向かってかける。
方法2
強化液消火器を使用する場合は、炎の上の方から包み込むようにしてかける。
方法3
毛布や布団、水をたっぷり含ませたシーツを火にかぶせる。
【油鍋に火が入った時】
方法1
- 1シーツをぬらして手前から鍋にかぶせる。
- 2火を消したらすぐにガス栓を閉める。
方法2
- 1飛び散った油で火傷しないように、3mほど離れた所から消火器を使用する。
- 2火を消したらすぐにガス栓を閉める。
【電気ゴタツが燃えている時】
- 1コンセントからプラグを抜くか、ブレーカーを切る。
- 2布団の上から水をかけて火の勢いを抑さえる。
- 3布団を取って消火器を使用する。
【電気機器が燃えている時】
- 1コンセントからプラグを抜く。またはブレーカーを切る。
- 2消火器で消火する。感電の恐れがあるので水は使用しない。
【FF型石油ストーブに火が入った時の手順】
方法1
- 1周囲に燃えやすい物があれば取り除く。
方法2
- 2粉末消火器は火元の方から,強化液消火器はストーブの芯めがけて真上から消火する。
毛布や布団で火を包み込むようにストーブにかぶせ、上から水をかける。またストーブが倒れて火元を下に燃えている場合もこちらの方法で消火する。
【紙ふすまが燃えている時】
- 1バケツの水を半円を描くように炎の上部からまく。
- 2粉末消火器は火元の方から。強化液消火器は上部から炎を包み込むようにかける。
- 3裏側(cè)も消火できたかどうか必ず確認する。
なるほど?コラム
避難のためのチェックリスト
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避難のためのチェックリスト
新天地での生活は、土地柄にも不慣れで大変不安に感じるものです。そこに自然災(zāi)害が突発した場合は手も足も出ません。そうならないためにも、いち早く事前の確認と災(zāi)害時の計畫をしましょう。
事前の確認
- ■地域に起きやすい災(zāi)害は?
- ■その場合の対処は?
- ■発生した場合の通報の手段は?
- ■子どもが通っている學校での対応方法は?
災(zāi)害時の計畫
- ■電話の近くに緊急連絡(luò)先を掲示
- ■事前に連絡(luò)方法を子どもに教えておく。
- ■お住まいの脫出経路を決めておく。
- ■水道、ガス、電気のスイッチを消すことを教える。
- ■自宅からの避難方法を考える。
- ■地域の避難ルートを確かめ、集合場所を決めておく。
- ■家族が、離れ離れになった場合の、連絡(luò)先を決めておく。
- ■災(zāi)害用伝言ダイヤル(171)の利用方法を確認しておく。
知っておきたい基礎(chǔ)知識 臺風
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臺風の大きさは強風域の大きさ、強さは中心付近の最大風速
「大型で強い勢力」の臺風と聞くと、「ワァ!たいへん!」と思うもの。でも、同じ大型でも弱い勢力の臺風もありますし、小型でも強い勢力を持つものもあります。「大型の臺風=強い」と考えがちですが、臺風の大きさと強さは別のもの。大きさは、強風域、つまり風速15m以上の半徑を示し、強さは中心付近の最大風速のことを表し、それぞれ5段階に分けられています。
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最大風速30mの「並の強さ」の臺風。でも、時速に直せば風速108km!
風速はふつう秒速で表されますが、風速30mと言ってもそれがどれくらいの速さなのかピンと來る人は少ないでしょう。風速30mを時速に直すと、なんと108km!つまり、高速道路を走っている車の窓から顔を出した時の、あの風が吹いていることになります。
もっとも、この最大風速という考え方は、臺風の中心付近の10分間の風速の平均値。ですから、瞬間最大風速ともなると、最大風速の1.5?2倍にもなります。最大風速30mの場合だと、瞬間的に風速50m以上になることも…。風速50mといえば、時速180km。新幹線の速さに近い風が吹く狀況も珍しくありません。「並の臺風」と言えども、決してあなどれません。
地震発生時の心得10カ條
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地震発生時の心得10カ條
1.まずわが身の安全を守る
何よりも大切なのは命。地震が起きたらまず第一に身の安全を確保しましょう。
2.すばやく火の始末。あわてず、さわがず冷靜に
「火を消せ!」とみんなで聲を掛け合い、調(diào)理器具や暖房器具などの火を確実に消しましょう。
3.非常脫出口を確保
地震のときはドアや窓が変形して開かなくなることも。ドアや窓を少し開けて逃げ道をつくっておきましょう。
4.火が出たらまず消火
「火事だ!」と大聲で叫び、隣近所にも助けを求め、初期消火に努めましょう。
5.外へ逃げるときはあわてずに
外へ逃げるときは、ガラスや瓦などの落下物に注意し落ち著いて行動しましょう。
6.狹い路地、塀ぎわ、がけ。川べりに近寄らない
ブロック塀、門柱、自動販売機などは倒れやすいので特に注意しましょう。
7.山崩れ、がけ崩れ、津波に注意
山間部や海沿いの地域で揺れを感じたら、早めに避難態(tài)勢をとりましょう。
8.避難は徒歩で、荷物は最小限に
近くの安全な避難場所へ徒歩で避難をし、車やオートバイは使わないようにしましょう。
9.正しい情報をつかみ、余震をおそれない
うわさやデマに振り回されないで、ラジオやテレビで正しい情報をつかみましょう。
10.みんなが協(xié)力しあって応急救護
高齢者や體の不自由な人、けが人などに聲をかけ、みんなで助け合いましょう。
知っておきたい基礎(chǔ)知識 地震
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地震の大きさと強さ(気象庁震度階級)
階級 人間への影響 0 揺れを感じない 1 屋內(nèi)の一部の人が僅かな揺れを感じる 2 屋內(nèi)の人の多くが揺れを感じる、寢ている人の一部が目を覚ます 3 屋內(nèi)のほとんどの人が揺れを感じる、恐怖感を感じる人も 4 かなりの恐怖感、寢ている人のほとんどが目を覚ます 5(弱) 多くの人が身の安全を図ろうとする 5(強) 非常な恐怖、多くの人の行動に支障 6(弱) 立つのが困難 6(強) 這わないと動けない 7 自分の意志では動けない -
震度は地面のゆれの大きさ、マグニチュードは一つの地震の全體の大きさ
地震発生とともに私たちに伝えられる情報は、主に震度とマグニチュードです。このうち、震度は地表面でどの程度のゆれがあるかを表すもので、一つの地震でも場所によって震度は異なります。一方、マグニチュードは、地震波や震源の深さ、最大振幅などから計算されるもので、地震の規(guī)模全體を表します。このうち震度については、人體や建物の影響によって、0?7の震度階級に分けた「気象庁震度階級」が利用されています。
知っておきたい基礎(chǔ)知識 雷
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雷って?
雷は、自然が起こす超大型の火花放電です。地表近くの空気が暖められて上昇気流となり、それが上空で冷やされて雷雲(yún)となります。この雷雲(yún)から地面へ向かって放たれる強い電気が落雷です。
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雷がもたらす被害
人間を死に至らしめるものから、われわれの社會生活に大きな影響をおよぼすものまで雷による被害はさまざま。特に近年ではコンピュータネットワークに與える被害が大きな問題となっています。
【人體への落雷】
人體に雷が落ちると、體內(nèi)に電流が流れ、呼吸器系と心臓のマヒを起こし、人を死に至らしめることもあります。
【家電やOA機器の破損】
近年急増している被害です。雷の高い電圧が電線や電話線を伝わって室內(nèi)に進入し家電製品やOA機器が破損してしまいます。特にパソコンの場合、瞬時にデータが失われるだけでなく、ネットワークを通して被害が拡大することにもなります。
【停電】
建物や電気に雷が落ちると、電気を供給する設(shè)備や電気機器が破損?停止して停電になってしまいます。
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雷から電化製品を守るには?
最もてっとり早いのは、電化製品のコンセントを抜くことです。こうすれば過剰電流が流れ込んでくる心配はありません。
出典:「自然災(zāi)害ハンドブック」山と渓谷社
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雷から避難するには
落雷に遭わないようにするには、雷の発生?接近を予知して回避することが一番です。それでも遭遇してしまったときには、少しでも安全な場所に速やかに逃げ込むしかありません。
雷雨時にはなるべく姿勢を低くして避難します。金屬は身につけていても大丈夫ですが、所持品が頭より高く突き出ないように注意しましょう。傘をさすのも厳禁です。
屋內(nèi)に避難したら、壁や柱などから1m以上離れたところで低い姿勢を保ちます。電話や入浴、炊事は控えましょう。
木の側(cè)は側(cè)撃を受ける危険性が高い。ただし、1本だけ木が立っているような場所では、木の幹、枝先、葉先から2m以上離れ、さらに木のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲內(nèi)で姿勢を低く保てば、側(cè)撃を受ける可能性は低くなります。
知っておきたい基礎(chǔ)知識 火災(zāi)
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避難方法の確認や消火器の確保を… 防災(zāi)対策のすすめ
火災(zāi)発生に驚くあまり、どうしていいやらわからなくなってしまう…。火を出さないようにするのはもちろん、いざ火災(zāi)が起きた時にどう対処するのか、日頃から、その知識や方法、消火器の準備を行ってください。
【2カ所以上の避難ルートを考えましょう】
避難ルートが1カ所だけだと、その周辺で火災(zāi)が発生した場合に逃げられなくなります。玄関以外の避難口を考えておいてください。また、避難の妨げにならないように、廊下や出入り口付近に荷物を放置しないことも大切です。
【梯子やロープを備え、避難する時は戸を締めて避難する】
火災(zāi)の場合によっては、階段を使えないこともあります。梯子やロープを用意して、2階以上でも窓から避難できるようにしましょう。また、逃げる時に窓や扉などをしっかり閉めておくと、火災(zāi)現(xiàn)場の空気の流れを遮ったり、周囲への延焼を防ぐことにもなります。
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バルコニーからの避難について
【隔壁板の外し方】
突き破れるようになっています。
【隔壁板を外した時には】
火災(zāi)による避難や、萬一パネルを外してしまった場合には、管理會社へ連絡(luò)してください。
【隔壁板の使い方】
非常時にバルコニーづたいに隣の住戸へ避難する場合、隔壁板を突き破ってください。隔壁板のそばには、避難のさまたげとなるので荷物や物置などを絶対に置かないでください。
【避難ハッチについて】
建物のバルコニー部分や通路などに避難ハッチが設(shè)置されている共同住宅があります。この避難ハッチは、災(zāi)害時に階下へ避難できるよう、常時使用できる狀態(tài)にしておく必要がありますから、下記のことをお守りください。
1)右図の色アミ部分にものを置かないでください。
2)避難ハッチやその周辺に水を流さないでください。
ハッチがサビついて使用できなくなる場合や、流した水が下のバルコニーへ水もれをしますのでご注意ください。燃えている部屋の戸を閉めて避難する。(空気の流れを防ぐ)
避難はしごやロープを備えておく
煙が上昇する早さは毎秒3?5m、橫方向の広がりは毎秒0.5?1mです。煙だけでなく目に見えない一酸化炭素等の有毒ガスの危険も心に留めておく必要があります。
煙の中を避難する場合は、ハンカチやタオルを口に當て、背を低くし、這うようにして煙を吸わないようにします。空気があるのは床上20cm程度です。
知っておきたい基礎(chǔ)知識 雨
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1時間に20ミリ以上の「強い雨」。
30ミリ以上の「激しい雨」以上の雨が降ると予想されるときは、大雨注意報や大雨警報が発表され、注意や警戒が呼びかけられます。※注意や警報の基準は地域により異なります。
【やや強い雨(10?20ミリ)】
ザーザー降り。地面からの跳ね返りで足元がぬれる。水たまりが一面に。
【強い雨(20?30ミリ)】
どしゃ降り。傘をさしてもぬれる。車のワイパーを速くしても見づらい。
【激しい雨(30?50ミリ)】
バケツをひっくり返したような雨。道路が川のようになる。山崩れ等注意。
【非常に激しい雨(50?80ミリ)】
滝のような雨。車の運転は危険。マンホールから水が噴出する。
【猛烈な雨(80ミリ?)】
恐怖を感じる。雨による大規(guī)模災(zāi)害の恐れが強く、厳重な警戒が必要。