バリューチェーンのデジタル化
建設(shè)から約半世紀(jì)が経過した奈良工場の建替えを機(jī)に、工場のデジタル化に取り組んでいます。取り組みの一つとして、自動搬送技術(shù)の導(dǎo)入と安全確保をテーマに、現(xiàn)送?集積業(yè)務(wù)の改善や働き方改革に著手しています。
當(dāng)社は創(chuàng)業(yè)時から「建築の工業(yè)化」を追求し、一棟一棟、高品質(zhì)な建物の供給に努めています。工場內(nèi)で品質(zhì)の安定した部材を生産し、施工現(xiàn)場では短工期を?qū)g現(xiàn)します。これからも住宅の生産性向上と環(huán)境負(fù)荷低減に努めるとともに、最先端の技術(shù)を搭載した住宅商品を量産し、良質(zhì)な住宅ストックの形成に寄與していきます。
當(dāng)社の工場內(nèi)だけでなく、サプライヤーから施工現(xiàn)場に至るまでのサプライチェーン全體の自動化?省力化による生産性向上、労働環(huán)境向上を図ります。
搬送の自動化設(shè)備導(dǎo)入やデジタル化推進(jìn)によって、作業(yè)そのものを改革し、5K1U(*1)からの脫卻と新しい働き方體験を?qū)g現(xiàn)していきます。(図1)
(*1)5K1U:きつい、汚い、危険、臭い、暗い+うるさい
図1:全體像
奈良工場が建設(shè)から約半世紀(jì)を経過したことに伴い、大規(guī)模地震や臺風(fēng)、局地的な豪雨などの自然災(zāi)害に備えて、第一工場(事務(wù)所、食堂、體験館)の2013年3月竣工から第二工場、第三工場と順次建替えを行い、2020年1月に第四工場(寫真1)が竣工しました。戸建住宅や賃貸住宅、事務(wù)所、商業(yè)施設(shè)などの生産を擔(dān)う「次世代環(huán)境配慮型工場」として生まれ変わりました。
寫真1:奈良工場 第四工場
2020年2月、搬送の自動化や安全、省人化を目的に無人フォークリフト(AGF)を?qū)毪筏蓼筏俊¥长欷摔瑜辍⒁归gに翌日出荷の集積完了品を出荷前エリアへ自動運(yùn)搬したり、人とリフトの作業(yè)範(fàn)囲を區(qū)分けすることが可能になり、安全面を強(qiáng)化することができました。また、住宅に必要な建材品番の表示器が點(diǎn)滅することで探す手間が省け、作業(yè)効率を上げられるデジタルピッキングシステム(DPS)も導(dǎo)入しました。表示器の點(diǎn)滅と同時に対象邸に必要な數(shù)量が表示されるため、指示書を見なくても作業(yè)ができる新しい働き方體験につながります。併せて、デジタルアソートシステム(DAS)を?qū)毪贰ES(*2)の集積指示データの邸情報からその品物を集積する表示器を點(diǎn)滅させるようにしました。また、5K1U対策としてバキュームリフトやローラーコンベアを?qū)毪筏蓼筏俊#▏?)
(*2)MES(Manufacturing Execution System):製造実行システム
図2:デジタル作業(yè)の流れ
「労働者の負(fù)荷削減」「重筋作業(yè)の軽減」「高効率な荷さばき」のデジタル化に取り組みました。(図3)
今後は、リユース品を中心に個體情報を書き込んだRFIDタグ(*3)あるいはバーコードを取り付けてトレーサビリティを管理します。所在と狀態(tài)を把握するための人手と時間を削減するとともに「見える化」という付加価値を提供し、工場を起點(diǎn)に物流やサプライチェーン全體のDXを目指していきます。(図4)
(*3)RFID(Radio Frequency Identification):電波を用いて電子情報タグのデータを非接觸で読み書きするシステム
図3:効果
図4:RFIDのイメージ
DXの効果を工場から前後の工程へ
2020年の奈良工場建替え完了を機(jī)にデジタル化を進(jìn)めます。工場労働者の安全確保や作業(yè)効率の向上などといった目標(biāo)を達(dá)成し、今後はさらにサプライヤーから施工現(xiàn)場までつながるサプライチェーン全體の改革を進(jìn)めていきます。
本社 商品IT業(yè)務(wù)部 次長 五十川 尚