1960年頃、急速なモータリゼーションにより交通事故が多発し、「交通戦爭」と呼ばれていました。
そこで、子どもたちを交通事故から守ろうと、大阪駅西口の中央郵便局前に橫斷歩道橋「交通安全陸橋」を川崎製鐵(株)と共同で寄贈しました。高さ5.5m、幅4m、長さ47.5mの鋼管併用による鉄骨溶接としては日本初の橫斷歩道橋でした。
この橫斷歩道橋は、西梅田再開発事業(1991年)にともなって撤去されましたが、欄干の一部を総合技術研究所(奈良市)に展示しています。見學ご希望の方はこちらまで。